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ボツワナのWBSC総会でニカラグア野球協会(FENIBA)の連盟賞を受賞するニュースに引き続き、この週末もニカラグアにとって忘れがたい野球ニュースが続いた。

 2017 年度野球連盟賞受賞の喜びをツイッターで報告するニカラグア野球協会

10月20日(金)ニカラグアのマナグアに建設された新しい野球場デニス・マルティネス・スタジアムがオープン。こけら落としのエキシビジョン試合で対チャイニーズタイペイ戦が行われた。この新スタジアム建設に台湾が3千万ドル寄付し、建設が実現した。

始球式にはスタジアムの名前となった元MLB選手マルティネス「エル・プレジデンテ(=大統領・愛称)」がおこなった。「まさかこのスタジアムにわたしの名前がつけられるとは思いませんでした。前の球場に引き続きつけていただき光栄に思います。オルテガ大統領にも心より感謝いたします」と感謝の意を述べた。

デニス・マルティネスは1955年グラナダ生まれ。23歳でメジャーリーグ入り(バルチモア、モントリオール、クリーブランド、シアトル、アトランタに所属)。1991年モントリール・エクスポズ時代、対ドジャーズ戦で完全試合(MLB史上13人目)を達成。245勝2149奪三振の記録は歴代ラテンアメリカの投手の上位に上る。

マルティネス・スタジアムは通常1万5000席だが2万人まで収容が可能。12月には中央アメリカ大会の開催地となり、ニカラグアの国立スタジアムになる。もとあった国立野球場は1948年に建設。1972年の地震後修復され「アナスタシオ・ソモサ・ガルシア」に名まえを変えた。1979年サンディニスタ革命後ソモサによって暗殺されたリゴベルト・ロペス・ペレスの名前が付けられた。さらに1988年アレマン大統領による大統領令が発行され、デニス・マルティネスに改名された。

マナグアのマルティネススタジアムから眺める光景

10月21日(土)にはマナグアでパンアメリカン U-12 選手権が開幕。開催地のニカラグアはアルゼンチン、エルサルバドル、コスタリカ、ブラジル、ドミニカ共和国、アルバ、ペルー、パナマの中央アメリカ、カリブ海諸島、南アメリカ8カ国をホストする。

この大会はWBSCU-12 ベースボールワールドカップ2019の予選対象にはならない。ワールドカップの予選は2018年に行われる。

ニカラグアは2016年のパンアメリカンU-12 選手権(写真)では3位、WBSCU-12 ベースボールワールドカップ2017では6位に終わった。ニカラグアは、10月初旬に行われたパンアメリカン U-10では見事優勝に輝いた

 U-12 パンアメリカン選手権 2017の対ペルー戦で先発登板したモンテアルト