The International Authority of Baseball & Softball.

レオナルド・セミナーティはWBSCベースボールワールドカップサンダーベイのイタリア代表で活躍した強打者一塁手だ。

イタリアは2勝6敗、チーム平均打率.206で9位におわったが、レオナルド自身は26打数11安打(打率.423)2本塁打(韓国戦では同点アーチ、カナダ戦でも豪快な本塁打)7打点の成績。8三振、6四球。さらに残塁率.531、OPSは1.185に達し、ワールドカップのオールワールドチーム(ベストナイン)の一塁手に選ばれた。

サンダーベイのワールドカップ出場時、セミナーティ(1999年1月ベルガモ近郊のトッレ・ボルドーネ生まれ)はすでにパルマの選手としてイタリア野球リーグデビュー(2017年出場回数8、うち先発2試合。14打数4安打、1三塁打・3打点)を果たしていたが、7月にFAからサルバトーレ・バリアーレのスカウトを介してMLBのシンシナティ・レッズと13万5000ドルで契約した。今シーズンのレッズが海外選手と交わした契約の中では最高額となった。MLBに入団したが、WBSC、MLB、MLBPAとの取り決めでMLB選手のワールドカップ出場が可能となり、セミナーティはイタリア代表としてU-18ワールドカップに出場できることとなった。

 

セミナーティは9月シンシナティ教育リーグでプロデビューを果たし、レッズファームのジェフ・グラープ監督を驚かせた。同監督は「予想以上のプレーを見せている。メジャーで通用する能力の持主だ。グレンデールのスコアボードを大きく上回る球を放った。守備技術も高く、一塁、三塁、外野もつとまるだろう」とMLB.comで語った。

Leonardo Seminati in a Cincinnati Reds uniform

セミナーティは「ひとつひとつの小さいことにも注意して日々進歩できるようにしている。いまは教育システムも進んでいるしみんな才能がある。日々の細かい努力や小さなことがほかの選手と差をつけると思う」と述べている。

セミナーティはヨーロッパ出身だからといって自分は少数派だとは思わないという。「ヨーロッパでも野球競技は最近発展してきている。だからこそスカウト陣たちもヨーロッパの選手たちを注意深くチェックしていると思う」と述べた。

セミナーティはイタリア野球連盟(FIBS)アカデミー(ピサ近くのティレニア)で厳しいトレーニングを積んできたが、教育リーグのプログラムも大変だという。「一日のプログラムが長い。早朝6時半に起こされて、朝練習の後には試合がある」。ヨーロッパでは試合を多くこなすことで選手は成長するという。「どのぐらいの試合をこなしてきたかでアマチュア野球とプロ野球が分かれる。試合での経験が選手としての成長の役に立つ」と述べている。

 

セミナーティはイタリア国営テレビRAIの人気司会者ファビオ・ファツィオの夜のトークショーに出演した。コメディアンのファビオ・デ・ルイージは1990年代にリミニの外野控えだったことがあり、テレビでレオナルドを「本当にうらやましい奴だ」といって紹介した。

2018年の春のトレーニングのあと、セミナーティは初めてのプロ契約を結ぶ予定だ。しかし、野球よりもまず彼の優先事項は、6月にイタリアに帰って高校卒業の試験をうけることだという。