The International Authority of Baseball & Softball.

先日ローザンヌのオリンピック・ミュージアムにて世界野球ソフトボール連盟のリッカルド・フラッカーリ会長とベン・チュー・ロウ事務局長は国際メディアの記者懇談会を行った。

記者たちからまず質問があったのは、東京オリンピックの野球とソフトボール大会のフォーマットについて。「6チーム総当たり戦の方向で東京五輪委員会とも話し合いを続けている。総当たり戦になれば開催地日本の代表チームも5回試合をすることになるので、これは開催国日本のファンも喜んでくれると思う」とWBSC会長は述べた。

ほかの大会フォーマットについて検討はあったのか、という質問に対して同会長は「この方式で十分いけると感じています。東京五輪委員会ともよい話し合いができています」と答えた。

またMLB選手がオリンピック代表選手として出場する可能性があるかについては、「MLB側に契約選手を送りだすよう動いてくれていますが、大会フォーマットや日程について公式的決まらないと最終的にどなるかはわかりません。これまでもMLB契約選手はオリンピックにもプレミア12にも出場しています。そしてMLB選手だけではなく、アジアやラテンアメリカのプロリーグのトップ選手たちもいることを忘れてはなりません。」と答えた。

ベン・チョー・ロウ事務局長は「MLBにシーズンをストップしてくださいと頼むつもりはありません。この大会はすばらしい大会になるでしょう。出場国は開催国の日本を除いてあと5カ国だけとなります。(オリンピックの野球・ソフトボール競技に)どの国が出場するかを選ぶのは大変難しいことです。」と加えた。

オリンピック・チャンネルの質問にも答えるフラッカーリ開著う(撮影・Stéphane Etter)

パリとロスのオリンピック開催は野球とソフトボールにとってよいのか?

フラッカーリ会長もベン・チョー・ロウ事務局長もオリンピックがパリとロス(開催順序はまだ未定)でオリンピックが行われれば、野球とソフトボールがオリンピックに残るための「願ってもないチャンス」と回答した。

フラッカーリ会長は「ロスは野球・ソフトボールの街です。1984年には野球の国際発展に最も関心を寄せているMLBの球団、ドジャーズの協力のおかげで野球がデモンストレーション競技として選ばれました。大会も大成功を収めました。また、パリはヨーロッパの中心でもあり、野球とソフトボールが成長の可能性を大きく秘めた市場でもあります。ロス、パリともともに大変良好な関係を築いております。これ以上われわれにとって素晴らしい候補地はないといえ現時点ではオリンピック種目に野球とソフトボールが含まれるかは、開催国が追加競技として提案するしか道はない。

東京2020では追加種目として野球・ソフトボール、クライミング、空手、スケートボード、サーフィンが追加提案され、オリンピック・アジェンダ2020の一部として国際オリンピック委員会より公式に承認を受け決定した。