WBSCのリッカルド・フラッカーリ会長「試合時間が短縮し、野球/ソフトボールはオリンピックやそのほかの複合競技大会にとってより魅力的な競技となった。」

【スイス・ローザンヌ】世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は、最近ペルーで開催されたリマ2019パンアメリカン競技大会で野球の平均試合時間が短縮したとする報告を歓迎した。

11月の国際主要大会・WBSCプレミア12を控え、リマで行われた20試合にはWBSC 試合時間制限ルールが試験的に導入され、試合平均時間が通常の3時間より短い2時間30分が記録された。

「WBSCの新しい時間制限ルールによりリマ2019パンアメリカン競技大会で野球の試合時間の時短に成功しました。これは私たちの競技が主要国際スポーツへの革命的とも言える大きな一歩であり、また世界中の野球リーグがこの時間制限を適用する可能性もまた一つ増えたのではないかと思います」とWBSCのリッカルド・フラッカーリ会長は語った。「スピーディで盛りだくさんな 野球を披露できれば、私たちの競技はよりグローバルになり、新しい観客を惹きつけるでしょう。そしてオリンピックやアジア競技大会、パンアメリカン競技大会のような複合競技大会でも素晴らしい大会が披露できるでしょう」と加えた。

WBSCの新国際ルールでは、投球間隔は20秒以内、マウンドに投手を訪れる時間は30秒、さらに投手交代時間は90秒、イニング間の攻守交代も90秒としている。

リマ2019パンアメリカン競技大会には8チームが野球大会に出場。初出場のプエルトリコほか、アルゼンチン、カナダ、コロンビア、キューバ、ドミニカ共和国、ニカラグア、ペルーの代表チームが出場した。

パンアメリカンで導入された新ルールに対する各国の監督、コーチスタッフ、選手の評判は、全体的に良好であると報告された。

パンアメリカンで導入された投球間隔20秒に関しては違反や注意が見られることもあったが、投手の投球間隔は平均12秒で、これにより試合のペースが全体的に早まり、試合のアクションも増した。

リプレー判定とこの時間制限ルールは、今年度最大の国際野球大会で東京オリンピック2020の予選を金た11月WBSCプレミア12で本格的に導入される。プレミア12の終了後、ルール内容を微調整し、新たなルールを東京2020オリンピックで適用する。