【フランス・パリ】世界野球ソフトボール連盟は14日、ヨーロッパ野球連盟(CEB)とヨーロッパソフトボール連盟(ESF)が合併し、新たにWBSCヨーロッパが設立されることを歓迎した。大陸連盟が世界連盟WBSCの名称や組織構造を導入した初の例となる。

フランスのパリで開催されたヨーロッパ野球・ソフトボール連盟の合同総会が行われ、38カ国の野球・ソフトボール連盟の代表者らが全会一致で決定したもの。

「(野球ソフトボール競技が発展しつつある)重要な市場で野球・ソフトボールが統合してWBSCヨーロッパ設立したことにより、我々が目標とする今後10年での野球ソフトボール人口10億人達成やオリンピック継続にまた一歩近づいたといえるでしょう。WBSCは、歴史的な決断を下したCEB、ESF、各国連盟の首脳陣のみなさまのリーダーシップを称賛するとともに、みなさまの野球・ソフトボールに対するビジョンを共有いたします」と述べた。

WBSCヨーロッパの共同委員長にはデディエ・セミネCEB会長とガブリエル・ワージESF会長が任命された。

「新設WBSCヨーロッパは確実にヨーロッパ野球・ソフトボール推進の要となるでしょう。そしてWBSCベースボールワールドカップやソフトボール・ワールドカップの予選となるWBSC欧州選手権大会などの市場性もより高まることになると思います。」とWBSCヨーロッパの共同委員長セミネ氏とワージ氏はコメントした。

CEB-ESFは統合することで、今後運営方法や戦略プランなどを世界基準に合わせていく方針だ。世界野球ソフトボール連盟(WBSC)ももとは国際野球連盟とソフトボール連盟(IBAFとISF)が合併。2014年チュニジアで開催された世界野球ソフトボール総会にて設立された。

CEB-ESF合併完了までの移行として、連盟規約の起草のほか10名のWBSCヨーロッパ臨時執行委員がパリの総会で任命された。臨時執行委員会はWBSCヨーロッパの新たな組織構造や規約を提出し、2019年のCEB-ESF合同総会にて裁可する。

今後も世界統括団体であるWBSCはWBSCヨーロッパの首脳陣と連携しCEB-ESF統合に向け動いていく予定だ。