【スイス・ローザンヌ】世界野球・ソフトボール連盟のリッカルド・フラッカーリ会長は、スイス外務省が行うブラジルのリオ・デ・ジャネイロのスイスハウス跡地を野球寄贈プロジェクトを通して最新式の野球場を練習場に新装する知らせを受けこれを歓迎した。

スイス総領事館はリオのスイスハウス解体・撤去後、ブラジル野球・ソフトボール連盟(CBBS)に加盟のカリオカ・野球・ソフトボール連盟が運営するラゴアの野球練習場を改装することを発表した。

スイスハウスでは、リオオリンピック2016の開催から閉会までリオデジャネイロ唯一の野球練場場にテナントと本部を置き、イノベーションや伝統品、スポーツデザインやソリダリティといったスイスの魅力を紹介していた。

スイス野球寄贈プロジェクトの目標は、遊び場の改装、施設の最新化、排水の整備。スイス当局によれば、球場は年内には市とカリオカ野球・ソフトボール連盟に新装して受け渡されるという。

スイス関係者は野球はスポーツマンシップ、チームワーク、規範などといったものの重要性を子供達に教えることができるなど健康的で実用的なスポーツの機会を少年少女たちに提供すると述べている。

「WBSCはスイスハウスとスイス総領事館が地元によりよい状態で野球練習場を返還するこの素晴らしいポスト・オリンピック寄贈プロジェクトを賞賛いたします。これこそが、より多くのの若者に接し、未来のためによりよい社会を作るオリンピズムの力であり精神であると思います。そしてブラジルの野球とソフトボールのアスリートたちはこの新しく町にできた最新式の練習場で2020年のオリンピックに向けてトレーニングできるのです」とリッカルド・フラッカーリ会長はコメントした。

さらに、スイス野球寄贈プロジェクトの一環としてスイス領事館は「学校野球”Beisebol Escolar”」の社会福祉プロジェクトも支援する。このプロジェクトはリオデジャネイロとその近郊の若者が野球に参加できるよう促すもので、スイスのサポートにより従来の86人の男児女児の参加から2016年にはその倍に近い150人ほどの子供たちが学校のプログラムとして参加できることになる。

WBSCは野球スタートキットやその他の指導用具などを提供してスイスハウスの遺贈プロジェクトをサポートする。この10年でブラジルはWBSC 野球世界ランキング16位、女子ソフトボール世界ランキングは11位にランクインするまで成長した。