【イタリア・ローマ】世界野球ソフトボール連盟 (WBSC)は1日、連盟が開催するソフトボール世界最高峰のフラッグシップブランド(世界ソフトボール選手権大会)の正式名称を今後「ソフトボール・ワールドカップ」に改名していくことを発表した。

既存の「世界ソフトボール選手権大会」の各カテゴリーである男子、女子、U-19男子、U-19女子部門の大会名を改名したもので、新たな大会システムも導入する。

これは先日イタリア・ローマにある国内オリンピック委員会(CONI)本部で行われたWBSCソフトボール部門委員会により決定されたもの。

「大陸予選など新たな大会システムを導入したソフトボールワールドカップは、世界中の優秀なソフトボール選手とその国々を紹介するすばらしい場となります。」とWBSCのフラッカーリ会長は述べ、「新たなソフトボール・ワールドカップの導入により、われわれの競技がオリンピック競技に今後長期的に残る可能性が一層高まり、またこの先10年で野球人口10億万人を目指すわれわれの使命達成への一助となるでしょう」と加えた。

WBSCソフトボール部門のトミー・バラスケス委員長は「ソフトボール・ワールドカップと生まれ変わることで、放映圏は拡大し、商業的成功と観客の増加などにつながるでしょう。大会の重要性を高め、多くの人々に見てもらい、競技の魅力と一生懸命プレーをするアスリートたちの姿を伝えていくつもりです。また大陸予選大会も導入されるため、各大陸連盟とその連盟が主催する大陸予選大会の価値と市場性も高まるでしょう。」とコメントした。

 

ソフトボールワールドカップ新設に伴い、大会は隔年開催となる。

  • これまではすべてのカテゴリーで出場チーム数に制限はなかったが、今後は男子、女子、U-19 女子部門は16チーム制の大会形式となる 。
  • U-19 男子部門は12チーム制の大会形式。
  • 大陸予選
    • 大陸ごとに代表を選出( 16チーム制ソフトボール・ワールドカップの場合)
      • アフリカ – 2
      • 南北アメリカ大陸 - 5
      • アジア – 3
      • ヨーロッパ – 3
      • オセアニア – 2
      • ワイルドカード – 1
    • 大陸ごとの代表チーム を選出(12チーム制ソフトボール・ワールドカップの場合)
      • アフリカ – 1
      • 南北アメリカ大陸 -4
      • アジア – 2
      • ヨーロッパ – 2
      • オセアニア – 2
      • ワイルドカード – 1
  • これまでの「ジュニア」部門は今後「 U-19」と改名

 

東京オリンピック2020に向け大会開催年を調整

今年千葉で開催される「世界女子ソフトボール選手権」が最後となり、新設「女子ソフトボールワールドカップ」は2021年と、その次はパリオリンピックの1年前である2023年に開催。

U-19 女子カテゴリーの次の大会は予定通り2019年に開催。その後偶数年開催にシフトし、女子ソフトボールワールドカップより1年早い2020年に開催。(2020年、2020年と続く)

「男子ジュニアソフトボール世界選手権」は今年カナダのプリンスアルバートが最後の大会となる。 新設U-19 男子ソフトボール・ワールドカップは2021年より隔年で開催(2021年、2023年と続く)する。

「男子ソフトボール・ワールドカップ」は2019年、2021年に行われたあと、2022年から偶数年開催にシフトする(2022年、2024年、2026年と続く)。