【チェコ・プラハ】世界男子ソフトボール選手権大会でアルゼンチンが初優勝を飾った。このニュースはSNSでも大きな話題となった。日曜日の決勝、アルゼンチンは日本を10回延長の死闘の末3対2で日本から勝利をもぎ取り、WBSC世界男子ソフトボール選手大会の歴史の中でもっとも白熱した試合の一つとなった。Huemul Mataが完投、17奪三振で勝利投手、Manuel Godoyは延長10回の表にサヨナラタイムリーを放った。
最初の2イニングは両チームは投手同士の投げ合いで互いに無得点。しかし3回裏、日本が先に走者2名を塁に出した。筒井拓友がショートに放った内野安打は大きくバウンドして三塁手の頭上を超え、筒井は一塁到達に成功。黒岩誠亥はバントだったが、Gustavo Godoyの悪送球で走者一、二塁に。浦本大嗣は三振に倒れワンアウトとなるが、その後宇根良祐と森田祐介が続けて四球で歩き、押し出しの1点をいれた。そしてその後打席に立った松田にMataが投げた2球目がワイルドピッチで黒岩が生還し、2対0に日本はリードした。

4回表Alan Pekerがこの試合初となるライトへのヒット。しかし、その2球目に盗塁アウト。その後Bruno Motroni が痛烈なライナーをレフトへ二塁打を放ち出塁するが、Santiago Carrilはゴロに倒れた。
5回表、アルゼンチンは1点差に迫る。Mariano Monteroは二塁打、Manuel Godoyが2球目にレフト線にタイムリーを放ち1点を返した。
6回表、小山玲央が松田に代わりサークルに登板すると、先頭のピンチヒッターLadislao Malarczukが三塁打で迎えた。Motroni は三塁ゴロアウト、Carrilはレフト線へショートフライ。しかしMonteroがセンターへタイムリーを放ち同点に追いついた。
6回裏、日本は先頭の松田がライトへヒット。二死一塁、ピンチヒッターの井上知厚がレフトへ二塁打、走者2名の得点チャンス。しかし、Mata は変化球で筒井を三振で倒し危機を切り抜けた。
7回裏、黒沢が死球で出塁するが、二盗に失敗しアウト。試合は延長戦へと突入した。

Argentina celebrates the final out of the MSWC final

延長8回、両チームともに得点チャンスを作れず。小山は三者凡退で2対2のまま。8回裏日本の攻撃ではMataは松田に敬遠四球で歩かせるが、後続2打者を三振、さらに一塁ゴロアウト。
9回表、小山はMotroniから三振を奪い、Carril とMonteroは三塁ゴロアウトで無得点のまま。その裏日本の攻撃では一死満塁から、宇根良祐がセンターゴロを放つが、その球をキャッチしたEderが二塁を踏んですかさず一塁へ送球。見事なダブルプレーで得点チャンスを阻んだ。
10回表、アルゼンチンが勝ち越し点。Manuel Godoyはレフトへ痛烈なタイムリーを放ちMonteroが二塁から本塁へ生還し3対2にリード。森田がボールを弾き、Godoyは三塁に到達。無死三塁、小山はピンチヒッター Gonzalo OjedaとEderから三振を奪い、さらにScialacomoはショートゴロで刺された。
10回裏宇根は暴投で三塁へ進塁。しかしアルゼンチンの右投げMataは森田をショートゴロ、スラッガーの松田を三振、さらに大石を二ゴロでアウトとなり、試合が終了した。
これでアルゼンチンは初優勝に輝いた(ジュニア男子では2012年と2014年に優勝)。南アメリカの国が優勝するのはアルゼンチンが初めて。

ボックススコア