【スイス・ローザンヌ】世界野球・ソフトボール連盟は今日、WBSC野球世界ランキングの最新ランキングを発表した。今回の結果は、MLBとMLBPAが主催した、世界16各国のトップ代表チームが激突したWBSC承認ワールドベースボールクラシック2017の結果を反映されている。

WBSC野球世界ランキングトップ10にはアジア、ヨーロッパ、北米、南米、オセアニアと世界5大陸の各国が名を連ねた。

ワールドベースボールクラシック初優勝を飾ったアメリカは321ポイント日本との差を縮め、あと450ポイントに迫る勢い。アメリカ野球代表チームは U-12 ベースボールワールドカップ、 U-12 ベースボールワールドカップ、ワールドベースボールクラシックとWBSCの世界大会3冠を達成した。

U-23 ベースボールワールドカップ第一回(2014)と第二回(2016)大会にアメリカが欠場したことが日本にとってはアドバンテージとなっている。U-23 ワールドカップ現王者の日本は第一回(2014)と第二回大会(2016)合わせて1236ポイントを獲得したことから、今でもランキング首位をキープしているからだ。

野球世界ランキングは、WBSC承認の国際大会( U-12 からトップチームまで)の成績を元に各国の野球国力を測るもの。ポイントの計算は4年周期となるため、今回の順位ではワールドベースボールクラシック2013のポイント分は削除された。

イスラエルは22ランクアップ

ワールドベースボールクラシック初出場を決めたイスラエルは、世界トップ10のチャイニーズタイペイ、キューバ、韓国、オランダを下し、最終順位6位、世界ランキングは19位を獲得した。ワールドベースボールクラシックでは大会出場国最低順位41位での出場だった。

カリビアン諸国

ワールドベースボールクラシック準優勝のプエルトリコは世界ランキング11位にアップ、2013大会の王者プエルトリコは3ランクダウンして世界ランキング16位となった。プエルトリコもドミニカ共和国もワールドベースボールクラシックでは好成績を残したが、ここでも両国がほかの国際大会に参加していないため、ランキングの結果に大きく影響している。

オーストラリアは自国最高記録達成

今年初めにおこなわれたU-12、U-18 大陸選手権でも勝利を果たし、ワールドベースボールクラシックで自国最高順位9位を獲得したオーストラリアは、世界ランキングでも2ランクアップ、2010年の最高順位9位の記録を更新し8位となった。

コロンビアの台頭

コロンビアは2ランクアップして17位にランクイン。同国は初めてワールドベースボールクラシックでで初勝利を上げ(対カナダ)、オープニングラウンドではアメリカ、ドミニカ共和国とも接戦をみせたが、どちらも延長で負けを喫した。昨年、コロンビアはU-15 ベースボールワールドカップで世界2位アメリカに延長で破れ、韓国にも負けたが、コロンビアの代表チームは確実に成長しているといえる。

ランキングとポイント計算方式についてはこちらを参照→www.wbsc.org/rankings.

ワールドベースボールクラシック 2017 – 最終順位*

  1. アメリカ – 1,150 pts.
  2. プエルトリコ – 940 pts.
  3. 日本 – 880 pts.
  4. オランダ – 820 pts.
  5. ドミニカ共和国 – 760 pts.
  6. イスラエル – 700 pts.
  7. キューバ – 640 pts.
  8. ベネズエラ – 580 pts.
  9. オーストラリア – 520 pts.
  10. 韓国 – 460 pts.
  11. コロンビア – 400 pts.
  12. イタリア – 340 pts.
  13. メキシコ – 280 pts.
  14. チャイニーズタイペイ – 220 pts.
  15. カナダ – 160 pts.
  16. 中国 – 100 pts.

*記録が同じ場合は以下の方式で順位を決定:

(RS/IO) ÷ (RA/IP)

RS – 得点

IO – 攻撃回数

RA – 失点

IP – 投球回数