世界野球ソフトボール連盟(WBSC)はリッカルド・フラッカーリ会長の下、連盟の意思決定に野球・ソフトボール両競技のアスリートたちの意見を重要視するための取り組みをまた一方で前進させた。

元オリンピック野球選手Justin Huber (AUS) とソフトボール選手Maria Soto (VEN)は、WBSCアスリート委員会の共同委員長のほか、執行委員会の理事にも席を置く。一方カナダ選手の Ashley StephensonとErika Polidori はアスリート達による選挙でWBSC野球部門理事とWBSCソフトボール部門理事のアスリート代表に選出された。

こうしたアスリート代表を増員する取り組みは2019年末までに完成。野球・ソフトボール(男女共)から6名の代表を選出し、今後WBSC野球部門、WBSCソフトボール部門、WBSC執行役員会などにアスリート代表として参加する。

チェコのプラハで開催されたWBSC世界男子ソフトボール選手権大会でも、WBSCソフトボール部門理事の男子代表者を選出が行われる予定だ。Bruno Motroni (ARG)、 Nick Shailes (AUS)、Tidima Kekana (RSA)の3選手が立候補した。

また11月に行われるWBSCプレミア12®では、男子野球のアスリート代表者が選出される。

ボツワナソフトボール協会のアスリート代表ジュリー・マナカ氏は世界統括団体にアスリート代表が増員することを歓迎した。

「WBSCが団体の意思決定にアスリートたちの意見がより重要視されることを嬉しく思います。代表の数が多ければ代表として良い役割が果たせるでしょう。すでに代表として選出された皆さんには、各国国内連盟にアスリート委員会を設置するよう推進して欲しいです。そして各国連盟内でもアスリートの声が届くようにして欲しいです。」とコメントした。

WBSCは、アスリートへの大切な情報共有やアスリートから上がる意見をWBSC執行委員会にフィードバックするため、今年行われる国際大会すべてにWBSCアスリート委員会のメンバーを派遣している。

WBSC世界男子ソフトボール選手権大会にはマリア・ソートがアスリート代表として派遣された。

「われわれアスリート委員会にとって、こうして大会に立ち会うことはとても大切な一歩になりました。WBSCはまだ若い連盟なのでアスリート代表や安全対策など、IOCガイドラインに見合った取り組みに迅速に対応しています。」とベネチア連盟会長でソフトボールスターのマリア・ソート氏はコメントした。

「4月にわたしはIOC アスリートフォーラムに出席しました。オリンピック各競技のアスリートたちが一堂に会し、アスリートの意見を届けることの大切さを理解しました。このフォーラムを通じて、私たちの勧告した意見のうち10項目が国際オリンピック委員会の新規範(New Norm)に適用されています。」と加えた。