2019WBSCプレミア12 グループCソウルラウンドのアンバサダーにイ・スンヨプが任命されたという知らせは、多くの野球ファンたちを歓喜させた。
WBSCの フラッカーリ会長は「イ・スンヨプは国際的な野球のヒーローです。プレミア12の大会の広報だけでなく、大会の素晴らしさや楽しさを伝えてくれる重要な役割を果たしくれるでしょう」とコメントした。
韓国野球委員会(KBO)リーグの名誉アンバサダーも務めるイ・スンヨプは「こういった機会を与えてくださった皆様に感謝します。プレミア12そして、韓国野球の振興のため、そして野球が国際スポーツとしてより一層発展できるよう頑張ります」とコメントした。

国際野球の英雄 イ・スンヨプ

韓国の本塁打王イ・スンヨプ は、韓国代表として国際舞台で活躍した。2008年北京オリンピックで韓国が優勝した時、イ・スンヨプは日本との準決勝戦で勝ち越しホームランを放ち、キューバとの決勝戦では先発ノルベルト・ゴンザレスから第一打席でも本塁打を放った。
「韓国が金メダルを獲得した2008年の北京オリンピックはやはり特別な大会です。2000年シドニーオリンピックでも2006年のワールドベースボールクラシックでも本塁打は出しましたが、韓国は優勝が果たせませんでした。」とイ・スンヨプ はコメントした。
また「北京オリンピックでは、準々決勝までは自分の結果がうまく出せず、チームメイトや、キム監督、韓国野球ファンの皆さんに申し訳ない気持ちでした。準決勝と決勝で本塁打を出せたことは自分にとってもとても重要なことでした。金メダル獲得に貢献するプレーができ、自分にとってもチームにとっても特別な思い出になりました」と思い出を語った。
2006年ワールドベースボールクラシックでは、イ・スンヨプは本塁打5本を打った。一つの大会で出した個人の選手記録としてこの最多だ。キューバのアルフレド・デスパインはそれを超える7本塁打を記録しているが、これは1大会ではなく数回のワールドベースボールクラシックで出した本塁打数の合計だ。
イ・スンヨプといえば本塁打。26歳、韓国トップ野球リーグ(KBO)時代に、世界最年少記録の300本塁打を達成した。

2003年では1シーズンで56本塁打を放ちアジア本塁打記録を樹立。この記録は2013年イが日本プロ野球のヤクルトスワローズで活躍しているときに、オランダ人選手のウラディミル・バレンタインが破った。
イ・スンヨプは2015年に400本塁打を達成し、KBOで史上最多記録の467本塁打を保持している。最後の本塁打は2017年10月3日(火)リーグでの引退試合であった。
イ・スンヨプ はまた打率でも1,498のKBO最高記録を有している。1995年イは、自身が唯一入団を希望していたKBOのサムスン・ライオンズからデビューした。1995年から2003年まで9シーズンをライオンズでプレーし、5度MVPに輝き、2002年にはチームを韓国シリーズへと導いた。その後日本プロ野球に移籍し、その後2012年から2017年までの最後の5年間韓国へ戻り、2度のリーグタイトル優勝を加えた。
日本プロ野球では千葉ロッテマリーンズ(2004〜2005年)、読売ジャイアンツ(2006年〜2010年)、オリックス・バッファローズ(2011年)に所属し、159本塁打を出している。

Seung Yuop Lee poses with others guests of honor

The final moment of the Premier12 Group C presentation in Seoul

野球は韓国でもっとも人気の高いスポーツだ。「確かに、野球は国内最大のチームスポーツです。サッカー、バスケットボール、バレーなども人気がありますが、韓国で野球スタジアほど人々が熱狂するところはないでしょう。KBOリーグは毎年800万人以上の観客を動員していますがこれは、つまり多くの人にとって野球は日常だということです。KBOリーグの応援の仕方も他では見られない独特なものですね」とイ・スンヨプは語った。
野球は若い世代には人気があまりないと言われていますが、この問題はどう解決すればいいと思いますか。
「確かに以前より野球ファンの年齢層は高くなっていますが、さまざまな努力をすれば解決できるものと思います。今はテクノロジーが発達して、若い人たちは数多くの娯楽の中から好きなものを選択できる環境にいます。野球をもっと若い世代にアピールするためには野球スタジアムでしか得られない独特な体験を感じてもらいたいです。例えば、KBOリーグ独特の応援とか、SNSの活用、ネット環境の使いやすいスタジアムにして試合データを全て提供するなどです。またWBSCもルール改定で競技をよりドラマチックにするよう試みています。KBOや他の野球リーグもより試合がスピードアップできるよう努めています。私も個人の野球選手としての経験を最大限に利用して野球発展に貢献していきたいと思います。」と語った。
WBSCとグループCを主管するKBOは、イ・ヨンスプに韓国内外での野球を広報して本塁打級の活躍をしてくれることを期待している。

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