「Baseball5(ベースボール5)は5人制、5イニングからなる野球/ソフトボールの新しいストリート競技(簡易版)です。手軽に街中で楽しめるこの競技が広がれば、これまで開拓できなかった地域や場所にも野球とソフトボールを広めることができるでしょう」

WBSC会長
Riccardo Fraccari

「球場の建設や専用の競技場を必要なし」
Baseball5™ は屋内でも屋外でもどんなところでもできる競技。

「どんな環境にも順応」
まさに街中で楽しむ競技。試合はチーム同士で基本的なところを話し合って規則を調節してもよいし、その周囲の状況や環境に応じて、飛び入りで人を集めて遊ぶこともできる。

「必要な用具はボールだけ」
ゴムボールが試合に必要な唯一の用具。

「従来の野球/ソフトボールと同じ技術」
Baseball5™ はスピードを要求するチーム競技であり、高い個人技術や反射神経が必要とされる。

「どんな国や場所でもできる競技」
Baseball5™ は男子、女子、若者などだれでも楽しめる競技

「社会貢献」
Baseball5™ は若い人々にスポーツ参加と身体運動を促します。気軽に遊べることから貧困地域などにとっては特にかけがえのないスポーツとなるだろう。


Baseball5試合ルール

はじめに
「Baseball5™」 または別名「B5」は従来の野球・ソフトボールの簡易版。
基本的ルールなルールは野球・ソフトボールと同じだが、ゴムボールさえあれば素早く元気に楽しくどこででもプレーできるのがこの「Baseball5™」である。

1-球場・フィールド
2-試合準備
3-試合ルール
4-試合の終了


1 球場・フィールド

1.1 内野
内野は正方形で、各コーナーにベース(塁)があり、ベースとベースの間隔は13メートル。
バッタースボックスは本塁(ホームプレート)のすぐ後ろで、時計と反対周りから順に一塁、二塁、三塁となる。

1.2 フェア地域
フェア地域は一辺が18メートルの正方形で、コーナーの一つが本塁になる。

1.3 バッタースボックス
バッタースボックスは一辺が3メートルの正方形で、フェア地域内の本塁で交差する二本のファウルライン延長上の外側にある。

1.4 ベース・塁

ベースの理想的な形とサイズは一辺50センチの正方形。一塁と三塁はベースの一辺がファウルラインに接し、フェア地域内に置かれる。

1.4.1 一塁。
衝突(コリジョン)を避けるため、一塁にベースを「二枚」おき(図3参照)、野手はフェア地域内のベース上でプレーし、打者/ランナーはファウル地域におかれたベースをタッチする。

1.4.2
ボールインプレイのもとで一塁に進塁するランナーはベースをタッチしなければならない。セーフになるためには、ベースもしくはその1,5メートル先までのセーフエリア内にとどまっていなければならない。

1.4.3 本塁(ホームプレート)。
野球やソフトボールと同じ形の本塁プレートでもよい。

1.5 フェンス
60~80センチの高さが理想だが、それぞれのリーグ/大会の運営によって既存の壁を利用したりグラウンドに線を引くなどして球場の制限方法をきめてもよい。この場合グラウンドルールを予め決める必要がある


2 試合準備

2.1 ボール
試合はWBSC Baseball5™ の公式ボールを使用。

2.2 イニング
Baseball5™の試合では両チームが攻撃と守備を交互に行って1イニングとなる。試合は5イニング制。

2.3 チームの選手
試合でプレーする選手の数は常に各チーム5名。選手リストには8名まで選手登録することができる(3名控え)。

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3 試合ルール

ホームチームが守備、ビジティングチームの先攻で試合が始まる。
守備チームの目的は攻撃側の選手3人から「アウト」をとり、攻撃側になること。アウトを3つとったら守備チームが攻撃チーム、攻撃チームが守備チームと交代する。

3.1 ディフェンス/守備チーム
打者がボールを打った時に守備チームの5名の選手は全員フェア地域内にいなくてはならない。

3.1.1 ポジション
-一塁手
-二塁手
-三塁手
-遊撃手
-中間野手

3.2 オフェンス/攻撃チーム
攻撃チームは試合が始まる前に、1番打者から5番打者までを記載した打者表を提出すること。打撃順は選手が控えの選手と交代しない限り変更しない。交代した控えの選手は退いた選手の打順を受け継がなければならない。

3.2.1 打者
打撃の行為はかならず打者がバッタースボックス内で行い、打球がフェア地域に入るまでバッタースボックスの線内にとどまっていなければならない。
ボールは手のひらか手首で強く打ち(平手打ち)、ボールは少なくとも一度はフェアグラウンドでバウンドしなければならない。
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3.2.2 反則打球
少なくとも本塁から3メートル以上離れた場所で打球がバウンドすること(14歳以下の部門では2メートル)。ボールをやさしく叩いたり、強く叩きすぎてバウンドが高くなることを避ける(図5参照)。

3.2.3 ポイント/得点
攻撃チームの選手の一人が一塁、二塁、三塁、本塁の順に進み、かつこれに触れた場合、その都度1点が記録される。

3.3 “アウト”
守備チームは各イニングで相手側攻撃チーム3人からアウトをとれば、守備チームが攻撃チームと入れ替わる。

3.3.1 守備側の「アウト」のとり方
– 走者が目指す塁を触球(ボールを保持した状態でタッチ)する
– 打球がグラウンドにバウンドする前にその打球を捕球する
– 塁上にいない走者を触球(手にボールを保持した状態でタッチ)する

3.3.2 反則行為によって攻撃側の選手が自らアウトとなる場合:
-打撃するときにバッタースボックスのラインの一つに触れてしまった場合、
-打球がファウル地域に飛んだ場合
-打球がフェアグラウンドで一度もバウンドせずにフェンスに触れたりフェンスを越えた場合
– 打撃順を守らずべつの打者の打席で打撃した場合
– 打者がボールを打つ前に走者がベースを離れた場合
-進塁中、走塁中のチームメートを追い越した場合
– 2名以上の走者が同じ塁にいてタッグされた場合。打撃順で後の選手が「アウト」となる。

留意点: 走者はできる限り守備選手と衝突しないようにする。走者が衝突を避けることができたのに衝突が起こったと審判が判断すれば、アウトになる。

3.4 選手交代
先発メンバーはいったん試合から退いた後も再び試合に出場するることができるが、控えの選手が試合に入れるのは一度だけで、退いた後は試合に戻ることはできない。


4 試合の終了

5イニング終了時に一方のチームが相手チームより点数が高ければ試合が終了する。5イニング終了時に同点の場合は試合を延長してどちらかが得点をいれるまで続ける。

5回ビジティングチーム(先攻)の攻撃が終了した時点でホームチーム(後攻)がビジティングチームより点数が高い場合、試合はホームチームの勝利となり、試合は終了する。

この野球とソフトボールの「簡易版」は、人口密度の高い地域など従来の野球やソフトボールができない場所や地域に住む子ども・若い人をターゲットにしています。 野球とソフトボールの発展の可能性はまだまだ大きくあります。このBaseball5™を通してWBSCは野球・ソフトボールを世界中に広め、つなげてる橋を築いていきたいと考えています。

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