一塁手Efren Navarroが10回裏リリーフCaleb Thielbarからバットを折る強烈ヒットを叩き出しJavier Salazarを生還させさよなら勝ちを決めた。メキシコはアメリカに3-2で勝利し、WBSCプレミア12銅メダルとアメリカ大陸代表として東京オリンピック2020への出場チケットを獲得した。
Navarroは4球をフォールにした後5球目を捉えた。今日4打数0安打、3三振に倒れた最後の8打席目で決めた会心のヒットだった。
「大切な場面だったので、このチャンスをものにすることができて嬉しいです。この勝利はチームみんなのおかげです。投手陣やMatt Clarの本塁打のおかげでチームの士気が保てました。」と Efren Navarroは試合後Jon Morosiに語った。
メキシコのJuan Castro監督は10回裏でJonathan Jonesにはバントを指示した。
「Jonathan Jonesは我がチームのトップ打者です、ツーストライクのカウントだったのでここでは走者を進塁させるためにスモールボールが必要だったのです。」と試合後の会見でCastro監督はコメントした。
Jonesは0−2のカウントでBrandon Dicksonから犠牲バントに成功し、タイブレークランナーたちが二塁と三塁に進んだ。アメリカはさらに四球でEsteban Quirozを歩かせて満塁となりBrandon Dicksonがマウンドを降りた。
しかし救援にたった左腕Caleb Thielbarから左打ちNavarroがサヨナラタイムリーを放ち試合が終わった。
10回表、アメリカも同じ戦法を用いたが成功しなかった。7回表でアメリカをリードに導いたBobby Dalbecに犠牲バントを放った。
メキシコのリリーフCarlos Bustamanteは敬遠四球で右翼手Brookerを歩かせ満塁の危機に。三塁手Alec Bohmを外角のブレーキングボールで三振に倒し、遊撃手Jake Cronenworthをショートへのフライアウトに仕留めて危機を逃れた。
アメリカは後3つのアウトのところで勝利を逃した。Noah Songは 1.1イニング、わずか1四球でクローザーのBrandon Dicksonと交代。1点リード出迎えた9回裏にクローザーの Brandon Dicksonが救援に立つ。指名打者Matthew Clark が3球目を捉えて同点本塁打を放ち、試合は延長に突入した。
「ゾーン高めの球を狙っていました。フォークが出なくなったのでそこを狙ったら打てました」と Clarkは振り返った。
5人目の投手Carlos Bustamanteがマウンドに立ち勝利投手となった。 Juan Castro監督は先発Arturo Reyesの後、Bernardino、 Jesus Rios、Eduardo Veraの3人のリリーフに送った。