09/09/2022 - 18/09/2022

#U18WorldCup  

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XXX U-18 Baseball World Cup 2021 - Official Payoff
アメリカが2日間の継続試合でドラマチックなサヨナラ勝利 決勝でチャイニーズタイペイと対決
18/09/2022 1 記事を読む目安時間

アメリカが2日間の継続試合でドラマチックなサヨナラ勝利 決勝でチャイニーズタイペイと対決

日本は3対2のリードで7回を迎えたが、アメリカは吉村優聖歩のボークで同点に返すとディラン・カップ (上の写真) が野田海人を捕えてサヨナラタイムリーを放ち勝利した。

土曜日の悪天候のため、スーパーラウンドの最終戦は日本がアメリカを3-2でリードしたまま次の日に持ち越された。継続試合では9回優勝歴のあるアメリカが4-3で逆転勝利し、第30回U-18野球ワールドカップ への出場権を獲得した。決勝で前大会王者のチャイニーズ タイペイと対決する。

ディラン・カップが一死、走者三塁で打席に立った。ワンストライク、スクイーズ プレー バントに失敗、ツーストライクで フルカウントまで粘ると、レフトへの強烈なゴロを三遊間を放ち、サヨナラ勝利した。

試合は土曜日の16時から始まったが落雷警報で遅延、その後大雨で中断された。日本は3回表に満塁で3-2とリードしたまま延期された。もっと読む

日曜日の朝に試合が最下位。アメリカは豪速球で二刀流の天才クリスチャン・ロドリゲスをマウンドに送った。

ロドリゲス(右投げ)はわずか3ボール、合わせて13球で三振に仕留めた。

これがターニングポイントの一つとなる。

日本は6回表に得点チャンスを逃した。先頭の浅野翔吾がロドリゲスから安打を奪い、右翼手・黒田義信の犠牲バントで浅野は二塁へ。一塁手・ブライス・エルドリッジの落球で浅野は三進する。 エルドリッジは走塁の浅野をタッチアウトし二つ目のアウトを取った。

左利きの吉村優聖歩は3イニング投球ノーヒットノーランに抑え、アメリカは3-2の劣勢のまま7回裏を迎えた。

三塁手のコルト・エマーソンがフルカウントまで粘りライトヒット。代打のレント・ハミルトンがバントで出塁。二塁手の藤森康淳から三塁手の伊藤櫂人などへの悪送球が重なり、エマーソンは最終的に三塁まで達した。

吉村のボークでアメリカが同点に。

日本は右腕の野田海人が救援に立つが、サヨナラ負けする。

ハミルトンが三塁に立ち、遊撃手ディラン・カップが最初のストライクを打つがファウルでスクイズに失敗。その後フルカウントまで粘ると、野田の6球目を捕えたカップの打球は三遊間を破り、アメリカが勝利して2019 年の決勝の再対決が決まった。