ペルー、リマのヴィラ・マリア・デル・トリウンフォコンプレックスにてValerie Cagleが投打で圧巻のパフォーマンスを披露し、アメリカがチャイニーズタイペイに1対0でWBSC U-18女子ソフトボールワールドカップ決勝を制した。Valerie Cagleは投げては7イニング完封、打っては7回裏で勝ち越しのタイムリー二塁打を放ち、アメリカはジュニア女子ソフトボール4連覇を果たした。
Cagleはチャイニーズタイペイの先発Hsia-Ai Keとドラマチックな投手戦を繰り広げた。Hsia-Ai Keはアメリカのラインナップを 6.1 イニング無得点に抑える圧巻の投球。さらに7回裏Olivia Johnsonが右翼へのシングル、続いてViolet Zavodnik が四球で塁に出ると、Cagleが逆方向に伸びるタイムリー二塁打で勝ち越した。
Hsia-Ai Keは5奪三振、6被安打、1四球、1失点で敗戦投手。今大会唯一の負けがついた。
アメリカの先発は13奪三振、0四球、4被安打。チャイニーズタイペイの打線は6回二死からYung-Chi Changと Yi-Hsuan Chiのヒットで走者一、三塁のチャンスでアメリカを脅かすが、スクイズに失敗し得点に繋げることができなかった。
これでアメリカは2015年、2017年、2019年に続いて4連覇を更新した。これまでの3度は全て自国開催で優勝しており、自国以外の国での優勝は2011年南アフリカでの優勝の10年ぶり。
チャイニーズタイペイは過去3度目のメダル獲得。1999年と2011年に銅メダルを獲得している。