03/10/2021
ベネズエラの投手陣が前大会王者メキシコを3安打に抑え、守備エラー2を絡めて得点を奪い勝利した。
土曜日の夜エスタディオ・ソノラで行われたU-23ワールドカップ決勝戦でベネズエラがメキシコに4対0で勝利、王者に輝いた。
ベネズエラの先発Wikelman Ramirez(21歳・右投げ)がわずか3安打を許して完投完封。4奪三振、メキシコの打線を惑わせ続けた。
1回の相手のエラー二つでベネズエラが先制した。
「自国でのプレーは選手たちにとって多大なプレッシャーですが、今日はベネズエラを倒せるほどのいいプレーができなかったということです」とメキシコのEnrique Reyes監督はコメントした。
ベネズエラは1回に先制、さらに3回目に点を加えてリードするとそのまま逃げ切った。3回、先頭のJesus Lujanoが二塁打を放ち、その2打者後、Romer Cuadranoの犠飛で得点。Juan Fernandezが今大会3本目の本塁打を放ち得点を加えた。
ベネズエラにとって決勝進出はU-23大会での過去最高記録。2016年の第一回大会では8位に終わり、2018年のコロンビア大会では銅メダルを獲得した。
ベネズエラが最後にワールドカップで決勝に進出したのは15U野球ワールドカップ決勝。優勝に輝いた。
「チームは団結していて、目標に向かって集中しているいい選手ばかりです。何よりも彼らは試合を楽しんでいます」とベネズエラのCarlos Garcia監督はコメントした。
今回のU-23ワールドカップから新たに7回制が導入され、土曜日の夜の決勝はわずか1時間40分で決着した。