男子ソフトボール パンアメリカン選手権大会がアルゼンチンのパラナで4月開催

WBSCアメリカ大陸ソフトボール連盟がWBSC男子ソフトボールワールドカップの予選を兼ねるパンアメリカン・ソフトボール選手権大会の公式ロゴと大陸大会の詳細を発表した。4月24日から30日までアルゼンチンのパラナにあるナファルド・カルグネルスタジアムにて実施される。

この大会に出場するのは世界２位アルゼンチン、６位カナダ、７位アメリカ、８位メキシコ、11位ベネズエラ、12位グアテマラ、14位キューバ、35位ドミニカ共和国、37位コロンビア、ランク圏外のプエルトリコのアメリカ大陸10カ国。

この大会の上位４チームが今年11月26日から12月4日までニュージーランドのオークランドで行われるWBSC男子ソフトボールワールドカップへの出場権を手に入れる。同大会はまたパンアメリカンゲームズ・サンチアゴ2023と、中央アメリカ・カリブ海競技大会サンサルバドル2023への出場チーム５チームも決定する。

ベネズエラはパンアメリカン選手権大会３連覇を狙う。2014年パラナ大会と2017年サント・ドミンゴ大会ではどちらも決勝でアルゼンチンに勝利した。しかし、2019年のパンアメリカンゲームズではホスト国のアルゼンチンが決勝でアメリカに7対0で勝利し金メダルに輝いた。開催国アルゼンチンは現世界王者でもある。

第一回男子パンアメリカン選手権大会は1981年にベネズエラのマラケイで行われた。それ以来10大会が開催。最多優勝はカナダとベネズエラ、その後をアメリカ（２回）、キューバとオランダ領アンティル（それぞれ１回）が続く。

WBSC男子ソフトボールワールドカップには、アメリカ大陸予選を勝ち抜く４チームに加え、世界3位オーストラリア、4位チェコ、5位ニュージーランド、9位デンマーク、10位南アフリカ、さらにアジア２チーム、ワイルドカード１チームのあわせて12チームが出場する。