第9回WBSC女子野球ワールドカップの予選大会である香港で開催予定の女子野球アジアカップ2023の公式日程が発表され、開幕戦でタイがインドと対戦することが明らかになった。同大会は3段階で構成され、一次ラウンドは5月21日から23日まで、ファイナルラウンドは5月26日から6月1日まで行われる。
グループラウンド開催国の一つとしてすでに9回WBSC女子野球ワールドカップの出場権を獲得している日本を除いた上位3名が、今年8月から9月にかけて開催される女子野球の最高峰の国際大会に進出する。
一次ラウンド
一次ラウンドに出場する代表6チームは、ファイナルラウンド進出2枠をかけて競い合う。グループAでは世界ランキング18位のインド、マレーシア、タイ、グループBでは19位のパキスタン、インドネシア、スリランカがそれぞれ対戦する。世界ランキング11位のホスト国・香港もグループBで戦うが、すでに一次予選への出場権を獲得している。
一次ラウンドは5月21日(日)に香港で開幕。午前10時からのインド対タイで開幕し、午後1時30分からインドネシア対スリランカ、午後5時から香港対パキスタンが対戦する(すべて現地時間)。この2つのグループの勝者がファイナルラウンドに進出する。
ファイナルラウンド
ファイナルラウンドは合わせて8チームが参加。グループAはチャイニーズ・タイペイ(世界ランク2位)、15位の中国、香港(11位)・中国、一次ラウンドグループA優勝チーム、グループBは日本(1位)、韓国(10位)、フィリピン(14位)、一次ラウンドグループBの勝者が出場する。
一次ラウンドの総当たり戦の後、各グループの上位2チームがファイナルラウンドに進出する。
決勝・3位決定戦 & プレースメントラウンド
ファイナルラウンドグループAの上位2チームは、グループBの1位と2位のチームと戦う。
その後、上位2チームが決勝戦、3位と4位のチームが3位決定戦を行う。
一方、ファイナルラウンドの各グループの下位2チームは、プレースメントラウンドで対戦し5~8位を決定する。
全日程は女子野球アジアカップ2023のホームページを参照。
第9回WBSC女子野球ワールドカップ
この大会からは3チームが第9回WBSC 女子野球ワールドカップの出場権を獲得する。日本はすでに出場権を獲得しているため、日本が3位以内に入れば、4位のチームがワールドカップに出場することになる。
日本(アジア1)と予選上位者(アジア2)は、世界5位のベネズエラ、7位のキューバ、9位のプエルトリコ、16位のフランスとともにグループB(日本・三次市、9月13~17日)に組み込まれる。
アジアカップの他の2チーム(アジア 3、アジア 4)は、3位カナダ、4位アメリカ、8位オーストラリア、12位メキシコとともにグループA(8月8日~13日、カナダ・サンダーベイ)で対戦する。
第9回WBSC 女子野球ワールドカップ グループAは8月8日から13日までカナダ・サンダーベイで開催される予定。
グループBは9月13日から17日まで日本の三次市で実施。