メキシコシティのハリスコ州政府の本部「Casa Jalisco」に多くのメディア関係者が集められ、WBSCのリッカルド・フラッカーリ会長がプレミア12の開催会場とグループ分けを発表した。

フラッカーリ会長は記者会見に先立ち、大統領官邸にてアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領との会見でプレミア12のトロフィーを披露している。

通称「AMLO(アムロ)」として親しまれているメキシコ大統領は野球グローバルアンバサダーを快諾し、すぐにフラッカーリ会長との会見についてツィートした。

「これはメキシコにとって大きなチャンスです。U-23 世界優勝したこともあるメキシコは、今回ハリスコ州でグループ戦を開催します。さらにアナ・グエバラCEOと昨日取り決めたMOU(合意覚書) により、今後もまたプレミア12はメキシコで開催されるでしょう」とリッカルド・フラッカーリ会長はメディアに語った。

ハリスコ大会組織委員会のSalvador Quirarte会長はもチャロス・デ・ハリスコスタジアムはプレミア12にとって最高の会場になると保証した。「ハリスコはマリアッチ(メキシコ音楽)とテキーラの地ですが、これで野球の地となるのです。」とコメントした。

ハリスコ州のEnrique Alfaro Ramirez州知事は「オリンピック復帰を果たす野球にかかわれることを光栄に思います。世界のみなさんはきっとメキシコこそ最高の開催国だと思ってくれるでしょう」と述べた。

MLBのサンディエゴ・パドレスで193試合、NPBでも読売ジャイアンツで32試合出場したEdgar Gonzalezが現在メキシコ野球代表チーム育成プログラム部長を務めている。Gonzalezは今のメキシコ代表チームは史上最強であると保証した。

「年間契約を結んでいるMLB選手が少ないので、これは代表チームにとってはありがたいことです」とGonzalezは加えた。

メキシコ代表として2013年、2017年のワールドベースボールクラシックに出場したGonzalezは現在の役割に大変満足しているという。「フィールドに戻りたいと思うこともあるし、まだ自分自身は選手だという気持ちもあります。でも代表チーム育成プログラムの部長として期待以上の結果を出したいと思います」

Edgar Gonzalezはメキシコの勝利にはプロ選手の存在は欠かせないと考えている。「メキシコには多くの才能を持つ選手がいます。プロ選手たちも代表選手として戦いと望んでいます」と語った。

「アメリカで生まれた、あなたとあなたの兄Adrianも同じ考えですか?」という質問には、「もちろんそうです。メキシコ系アメリカ人も、メキシコ代表として国際大会に参加できることを非常に誇りに思っています」と答えた。

WBSCのリッカルド・フラッカーリ会長がプレミア12の組み分けを発表したとき、最初にメディアから「強国揃いのこのグループで、メキシコはアメリカとドミニカ共和国、それにオランダをどうやって倒せというのか」との声が飛んだが、リッカルド・フラッカーリ会長は「世界最強の12チームが出場するのがこの大会です。どのグループ戦も激戦です」と答えた。

そして「第2回プレミア12の大会についての発表を野球大国メキシコでできたことを心より光栄に思います」と結んだ。

 

The press conferernce at Casa Jalisco finished with the official photo of the participants (CODE Jalisco)