(大阪) – 第27回WBSC U-18ベースボールワールドカップ2015は1次ラウンドの要となる3日目に突入した。
ライバル・メキシコとアメリカ合衆国は現在1-1の成績だが、勝ったほうがグループAでのトップ3に残れるかが決まる。これまで負け試合ゼロのオーストラリアと日本は日曜日に対決する。
これまで着実に勝利を収めてきた世界3位のキューバと8位の韓国も対戦する。
ブラジルとチェコはどちらもまだ初の勝利を収めていない。チェコ代表チームにとっては勝てばU-18W杯初の勝利を収めることになる。今大会ヨーロッパからの参加チームはまだ1試合も勝ち星をあげていない。
グループA
アメリカ合衆国 vs. メキシコ
アメリカ合衆国とメキシコは2006年U-18W杯で2度対戦している。1度目はグループトーナメントでメキシコが3-0で勝ち、準決勝ではアメリカ合衆国が8-2で勝利した。
その2年後、アメリカ合衆国はメキシコとグループトーナメントで再戦し2-0で勝利、その後決勝まで進んだ。
2006年アメリカ合衆国3-0で下して以来メキシコがアメリカ大陸の代表チームに勝ったのは過去8対戦のうち2度。
ブラジル vs. チェコ
ブラジルとチェコが対戦するのはU-18W杯史上初めて。
2006年以来、チェコ代表チームはU-18Wでアメリカ大陸勢との対戦で勝利を得られておらず、2013 U-18 W杯でもカナダ、メキシコ、ベネズエラ代表チームに勝ちを譲った。
オーストラリア vs. 日本
オーストラリアと日本が2013 U-18 W杯で対戦するのは大会史上はじめて。
オーストラリアがアジア圏の代表チームとの試合成績は2006年以来2-5で、そのうち2010年の対チャイニーズタイペイは決勝8-4で敗北した。
2度の勝利は対韓国戦で2006年と2010年の準々決勝で勝利した。
グループB
韓国 vs. キューバ
キューバ は2013U-18W杯で、安打数は韓国7本キューバ3本であったが、2-1で韓国に勝利した。
韓国はこれまで2008年準決勝で6-1(その後優勝トロフィーを手にした)、2010年5-3と、2度の勝利を収めている。
2006年の金メダル獲得の際には2度試合に敗れたが、そのうちの一度は対キューバ戦(8-4)だった。
南アフリカ vs. チャイニーズタイペイ
南アフリカは2006年に出場したとき、チャイニーズタイペイと対戦しなかった。
2006年南アフリカは韓国と対戦して9-0で敗れた。韓国はその後トーナメント優勝を決めた。
チャイニーズタイペイと南アフリカのU-18W杯初試合となる。
カナダ vs. イタリア
U-18W杯でカナダはこれまでイタリアに4度勝利している。そのうちのひとつは2010年の準々決勝11-1で下した。
両チームが最後に対戦したのは2012年のU-18W杯で、カナダが9回で2得点をだし4-3で逃げ切った。
U-18W杯でカナダは過去10回ヨーロッパ圏の代表チームに勝ち続けている。
イタリアはアメリカ大陸勢には苦戦しているが、2006年対メキシコ戦8-6、2010年対エネズエラ戦6-5で勝利記録を残している。