チャイニーズタイペイは8回に同点を破る4点を入れオーストラリアに5-1で勝利し、WBSCプレミア12スーパーラウンドを5位で終わった。チャイニーズタイペイの勝利により、アメリカが3位決定戦でメキシコと戦う。勝利した方のチームがアメリカ大陸代表枠として東京2020オリンピックへの出場権を手に入れる。
チャイニーズタイペイは8回裏に4得点を入れ、東京ドームに集まった7299人のサポーターたちを歓喜させた。オーストラリアがマウンドに送った四人目の投手Josh Tolsは三振で最初のアウトをとったが、その後ショートYueh Tung Huaを四球で歩かせた。Tolsに代わって救援に立ったRyan Searleは三塁手Wang Wei Chenを相手にカウントを稼ぐが、ベースヒットを打たれYeuhを三塁に送る。センターHu Chin-Lungは最初の球をフォールにするが、2球目を捉えるとレフト深くに打球が飛び3点本塁打となった。
Lin Cheh-Hsuanが降板すると、ベテラン右投げChen Hung Wenが2奪三振で最後の三つのアウトをとった。
オーストラリアは試合序盤にリードのチャンスを作った。世界7位オーストラリアは6回1対0でショートWade LoganがリリーフLin Kai Weiからソロ本塁打を放ち同点に持ち込んだ。オーストラリアはさらにAaron Whitefield のシングル、ピンチヒッターDavid Kandilasの四球、さらにダブルスチールでの進塁でスコアリングポジションまで進んだ。
しかしチャイニーズタイペイはWang Tsung Haoを救援に送って二つ目のアウトをとり、Wang Yao LingがピンチヒッターWade Duttonを三振に倒して危機を切り抜けた。