02/11/2019 - 17/11/2019

#Premier12  

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II Premier12 2019 - Official Payoff
日本を破ったオーストラリア人投手
10/11/2019 1 記事を読む目安時間

日本を破ったオーストラリア人投手

オーストラリア代表の投手コーチChris Oxspringは、2004年アテネオリンピックの準決勝で松坂大輔と投手戦を繰り広げ打ち勝った投手だ。

かつて日本を倒したオーストラリアの投手は、明日千葉で行われるWBSCプレミア12 2019 スーパーラウンドの試合には出場できず、コーチとしてブルペンからDavid Nilssonをサポートすることしかできない。

オーストラリアのピッチングコーチChris Oxspringは2004年8月24日アテネで松坂大輔との投手戦を制した男だ。オリンピックの準決勝でオーストラリアは日本を1対0で破った。

当時まだボストンレッドソックス入団前の通称「 Dice-K」(レッドソックスのファンは松坂をこう呼ぶ)こと松坂大輔は13奪三振を集めた。

松坂はしかし6回裏でBrendan Kingmanに2点タイムリーを打たれてしまった。

これが決定打となり、Oxspringは勝利した。

1977年生まれのOxspringは2016年シーズンを最後に引退した。MLBではわずか5試合の登板。韓国では5シーズンプレーし132試合に先発登板した。

「スーパーラウンドの試合は厳しいものばかりだ。」とOxspringはオーストラリアと日本の対戦を振り返った。「弱いチームに見えるかもしれないが、チャンスは平等にあるし、正しいアプローチを選べば勝てると思う」と答えた。

1973年生まれのBrandon KingmanはアメリカではマイナーのダブルA以上には上がれなかった。ベストシーズンは2001年で独立系アトランティックリーグのBridgeport Blue Fishで13本塁打、57打点の成績を出した。

松坂大輔は2006年ワールドベースボールクラシック決勝で投球し、MVPにも輝いた。その後アメリカに移り、ボストン・レッドソックスを2007ワールドシリーズ優勝に導いた。2009年ワールドベースボールクラシックでも日本の優勝に貢献し、ふたたびMVPを獲得した。