22/02/2020 - 01/03/2020

#U18SoftballMWC  

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U-18 Men's Softball World Cup 2020 - Official Payoff

チェコ対アルゼンチン 2対0 Osickaが13奪三振でチェコがU-18で初メダル獲得

チェコ対アルゼンチン 2対0 Osickaが13奪三振でチェコがU-18で初メダル獲得
01/03/2020
チェコは昨年開催されたU-12ソフトボールワールドカップで3位に入りWBSCソフトボール初メダル獲得に続き、今大会でも銅メダルに輝いた。

ニュージーランド、パーマストンノースのコルクホーンパークで日曜日に行われた3位決定戦では、過去に2度の優勝歴を持つアルゼンチンをJakub Osickaがサークルで卓越した投球で完封し、チェコはU-18 男子ソフトボールワールドカップ初メダルを獲得した。

チェコがWBSCソフトボール大会で表彰台に登るのは昨年の U-12 ソフトボールワールドカップでの3位に続いてこれで2度目。今回も銅メダルを獲得した。

7イニング無失点の投手は今大会オーストラリアのBoston Lowe(土曜日の対ニュージーランド戦)に続いてOsickaが二人目。一方メキシコのHumberto Valdezは大会二日の対デンマーク戦で4イニング投球無失点に抑えた。OsickaはCedric Nzambiとのコンビで南アフリカとグアテマラをそれぞれオープニングラウンドとスーパーラウンドで完封している。

17歳投手Osickaはこの試合完投し、7イニング中わずか1安打に抑え、13奪三振を記録した。相手投手であるアルゼンチンのFranco Saenzも13奪三振だったが、2被安打、2失点でヨーロッパ王者のチェコに敗れた。

Osickaは今大会の成績は防御率1.13、最多奪三振(84奪三振、シンガポールのMathew Tanが63、Saenz 61)、最多勝(5)、7試合先発(Saenzと同数)、最多投球回数(43.1回) 、4試合完投(Tanと同数)と華々しい記録を残した。

Osickaがサークルから力投でチームを守る一方、チェコの打線は、Vit Kociのタイムリーでたった一つの得点チャンスを生かして先制した。

1回はどちらも無得点に終わったが、2回表にチェコが一気に2対0にリードした。二死で、Tadeas Kalcvがセンターへヒットを放ち暴投で二塁に到達。Jan Voracekも四球で出塁。走者一、二塁で Kociが変化球を捉えて左中間を破るタイムリーを放ち Kalcv が生還してチェコが先制の1点。走者一、三塁、Voracekが盗塁プレーで生還し2点を入れた。

Osickaは5回に1四球を出すものの、4回までは完璧な投球を披露した。6回でアルゼンチンが唯一のヒット。無死で、Eloy Capdebosq が四球で歩き、Saenz が三遊間に内野安打を放った。しかし、Osickaはその後Lautaro Garciaのバントを封じて1アウト。Luciano Biondi の一ゴロでアルゼンチンは走者二、三塁の得点機。最後はバウンドした投球を捕手が処理する間にCapdebosqが本塁打へ滑り込んだが本塁でアウトに終わった。

チェコ先発Osickaを脅かしたのはこの6回のみで、Osickaは試合序盤から卓越した制球を見せた。

ユース男子ソフトボールワールドカップで初メダル獲得となったチェコだが、ソフトボール大会全体では、昨年台湾で行われたU-12男女混合ソフトボールワールドカップでも3位を獲得している。

アルゼンチはユース大会では1997年と2016年に続く3度目の4位入賞となった。