双子で勝利を目指す　DuCharme家は代々ソフトボールエリート　

「僕の方が負けず嫌いだと思う」とBrennen DuCharmeが言うと、「違うよ！」と瓜二つの双子のBradenが返す。

こうしていると二人は仲の良いどこにでもいる双子の兄弟のようだが、Braden とBrennenの DuCharme家はその辺の双子とは違う。

双子のDuCharme兄弟はアメリカ代表としてU-18男子ソフトボールワールドカップに出場する。DuCharme家はソフトボール一家で、双子の兄Bryceも代表ユニフォームをまとって、2014年と2016年の大会に出場した。

兄のBryceは2014年と2016年大会に出場した経験から、弟のBradenとBrenneに代表レベルでプレーする上でのアドバイスを送った。

「2016年にはBryceのプレーを見るためにミシガンまでいきました」とBrennenは語った。

「家族みんなでこんなソフトボールの経験ができるなんて本当に素敵だと思います。直接家族からアドバイスをもらえるなんて本当にラッキーです」と加えた。

Bryce、Brennen 、 Bradenの３人の父親であるDan (写真)も1985年にジュニアワールドカップ（ノースダコタ・ファーゴ）に出場しているが、それだけではなく、さらにDanの父親であるLaVerne DuCharmeは1989年と1993年アメリカ代表チームのコーチを務めたことがあるのだ。

「父が私にソフトボールをやらせたのが始まりです。」とDanは語った。

「父は素晴らしい指導者です。私の弟 Johnも父から学び1989年ワールドカップに出場しました。父は数年前に他界しましたが、一緒にBrennenとBradenを応援してくれるだろうと思います。」

二人は本当に瓜二つだが、Bradenと Brennenはそれを最大限には活かしていないと言う。

「よく間違えられますが仕方ないです。」とBradenは言う。

One of 1️⃣2️⃣ countries in Palmerston North, New Zealand for the #U18SoftballMWC! pic.twitter.com/NtwIv08hcq

— USA Softball JMNT (@USASoftballJMNT) February 22, 2020

「時々 Bradenだと間違われて話しかけられたりします。」とBrennenも加えた。「でもわざと入れ替わったりしたことは、でまないですよ。」

アメリカ代表チーム際少年の二人だが、年も上で経験もある選手たちと一緒にフィールドに立つことは怖くないと言う。

「ここでプレーすることができて本当に嬉しいです。」Brennenは言う。

「年上の選手たちからは色々アドバイスをもらっています。夏リーグや秋リーグでいつも年上の人たちとプレーしているので慣れています。」とBradenは加えた。

代表レベルでソフトボールをプレーすることは過酷だ。しかし親子３代の経験、そしてドグアウトに自分と同じ顔の兄弟がいることで少しは安心できるのかもしれない。」

冷静に語る二人はとてもしっかりしているようだが、日常生活では16歳の男の子らしい面も見せた。

「僕よりBradenの方が散らかす性格だと思います。ベッドメイキングは二人ともしないけど。」とBrennan が語ると、「その点については反論しないよ」とBradenは笑顔で答えた。