31/05/2021 - 05/06/2021

#Baseball #RoadtoTokyo  

Hosted by:   USA

Tokyo 2020 Olympic Baseball Americas Qualifier - Official Payoff

アメリカ大陸野球予選「一球一球に息を呑んだ。」アメリカチームのソーシア監督が語る

アメリカ大陸野球予選「一球一球に息を呑んだ。」アメリカチームのソーシア監督が語る
07/06/2021
世界トップランクのアメリカはフロリダで最強の守備チームであることを証明 (2.50 ERA 、守備エラーはわずか2回)した。平均打率は.312 。

世界2位アメリカ合衆国はWBSC野球アメリカ大陸予選で無敗全勝で東京オリンピック行きを手に入れた。

アメリカチームのマイク・ソーシア監督は試合後「ブレないいい戦いを見せた」と語った。

元メジャーリーグベースボール(MLB)オールスター捕手でワールドシリーズ勝利した監督は「多くのことを学びました。メジャーリーグのシーズンとは全く違います。」と語った。

ソーシア監督はさらに「今回の試合は、一球一球に息を呑んでいました。スタッフとしてのわれわれの仕事は雰囲気を作り、試合に臨むだけです。一球一球を大切にし、野球をするだけです。チームの選手たちはいい仕事をしました。過酷な状況もありましたが、よく打ったと思います。選手たちは大会が終わるのを名残惜しんでいるでしょう。」

アメリカは実際着実のプレーを見せた。打率は .312、投手スタッフは自責点わずか2.5をマークした。さらにアメリカの守備は5試合でエラーわずか2回。

ベテラン三塁手の Todd FrazierはスーパーラウンドでチームMVPに輝いた。彼は最終戦のベネズエラとの試合では本塁打1、4打数4安打、前日のカナダとの試合でも2打点を記録した。

Frazierは「オリンピックがエキサイティングなのはアメリカのために戦ったり、カナダのために戦ったり、ヴェネズエラのために戦ったりするからだと思います。メジャーリーグのプレイオフのような気分でした。最高でした。」と語った。

オリンピックへのこれまでの道のり

アメリカ代表野球チームはこれまでオリンピック出場を逃したのは1度だけ。2003年パナマで行われたアメリカ大陸予選でアメリカはメキシコに敗れアテネ2004への出場ができなかった。アメリカは金メダル1個(シドニー2000)と銅メダル2個(アトランタ1996と北京2008)をオリンピック野球競技で獲得している。

ドミニカ共和国は打線の強さを証明し、打率.337、合わせて本塁打15を記録。ドミニカ共和国の投手スタッフは打線ほどでないにしろ、9イニングあたり自責点4.6だった。

ベネズエラはドミニカ共和国の投手スタッフ (4.50 ERA) と対峙し、圧倒的なパワー(8本塁打)を披露した。しかしベネズエラの今大会の全体の打線は打率.245 にとどめた。

世界8位ベネズエラと10位ドミニカ共和国は、6月22日から26日までメキシコのプエブラ市で行われるWBSC野球最終予選に進み、もう一度オリンピック権獲得のチャンスを得る。アメリカ大陸の両チームはメキシコでオセアニアトップ、ヨーロッパトップの世界6位オーストラリアと9位オランダと対決する。

ベネズエラ代表野球チームはオリンピック出場経験はない。ドミニカ共和国はバルセロナ1992でオリンピックに出場している。

オーストラリアは1996年、2000年、2004年大会に出場し、アテネオリンピックで銀メダルを獲得した。オランダはバルセロナ1992を除くオリンピック野球競技に全て出場した。

アメリカ予選突破決定後の記者会見はこちら↓