世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は今日、第32回オリンピック東京2020の大会予選である、来たるWBSC野球アメリカ大陸予選が世界70以上の国と地域で放送および生配信されることを発表した。
オリンピック予選に出場する8カ国のファン、世界中の何百万人もの視聴者たちが、東京2020オリンピック競技の一枠をめぐり熾烈な戦いを繰り広げるアメリカ大陸の野球強豪国の試合を視聴することができる。
「アメリカ大陸予選の放送されるその範囲の広さで、野球競技のオリンピックブランドとしての付加価値や認識度が世界的にアピールされていることを示しています。」とWBSCリッカルド・フラッカーリ会長はコメントした。「この13年間オリンピックでの野球不在13年の間に、野球はグローバルなスポーツとして進化するよう努力してきました。そして世界の野球強豪国が戦うこの予選大会はその事実をさらに強調しています。」
WBSC野球アメリカ大陸予選の提携放送局は以下の通り
- アメリカ: ESPN +
- ラテンアメリカ: Claro Sports (一部規制あり)
- ドミニカ共和国: Sport Visión Canal 35
- ベネズエラ: Simple TV, ByM Sports and Meridiano TV
- プエルトリコ: Wapa TV
- キューバ: Tele Rebelde
- カナダ: CBC
- ニカラグア: Viva Nicaragua Canal 13
- コロンビア: Claro Sports
- イタリア: Sky Italia
- オランダ: ESPN
- ヨーロッパ: Olympic Channel (一部規制あり)
- 世界中(一部規制あり): WBSC YouTube Channelおよび Facebook Page
8チームは5月31日から6月5日までフロリダ州ポートセントルーシーとパームビーチで実施。この夏の東京2020オリンピック出場一枠を決める。
- グループA 世界2位アメリカ、10位ドミニカ共和国、11位プエルトリコ、15位ニカラグア
- グループB 世界7位キューバ、8位ベネズエラ、13位カナダ、14位コロンビア
WBSC野球アメリカ大陸予選の勝利チームが6チーム出場の東京2020野球競技の五枠目を獲得し、世界1位日本、3位韓国、5位メキシコ、18位イスラエルとオリンピックで対戦する。
この予選の2位と3位のチームはメキシコでのWBSC野球最終予選で世界4位チャイニーズタイペイ、6位オーストラリア、9位オランダと戦い、最後の一枠を決める。
2020年は世界的なパンデミックにより国際大会は行われなかったため、フロリダ州でのこの予選は2019 WBSC プレミア12以来の国際野球大会となる。