イタリアのエリカ・ピアンカステッリ「最大の目標はメダル獲得」

オリンピックソフトボール競技出場チーム中で最低ランクのイタリアが明日福島県営あづま野球場にて世界1位アメリカと初戦を飾る。2019ヨーロッパ/アフリカオリンピック予選を突破し現ヨーロッパ選手権大会王者のイタリアは東京2020でもメダル獲得を目指す。これが実現すればヨーロッパ初のソフトボールオリンピックメダルとなる。

イタリア五輪ソフトボールチームは火曜日に最後の練習を終えた。捕手エリカ・ピアンカステッリはチームは東京2020オリンピックに向けての調整はできていると自信をのぞかせた。

「私たちの最大の目標はメダルの獲得です。ベストを尽くしやるだけです」とピアンカステッリはWBSCに答えた。

１年の延期からついにオリンピック初戦を目前に控える。ピアンカステッリはフィールド出てチームは大いに興奮していると言う。

「フィールドに立つことでより実感できました。この大会が始まるのが待ち遠しいです。準備はできています。あとはこの瞬間をとにかく楽しむだけです。」

ソフトボールは2008年以来の復帰となる。

五輪ソフトボール競技ではイタリアは強国アメリカに0勝2敗の成績。2000年に6対0、2004年に7対0でそれぞれ完封されている。しかし、ピアンカステッリはイタリアは戦う準備はできていると言う。

「大丈夫です。この瞬間を長い間夢見てきました。やることはやったので、あとは信じてフィールドに立つだけです。アメリカは偉大なチームですが、対戦を楽しみにしています。いい試合になると思います」と意気込んだ。

無観客でも、オリンピックの雰囲気はやはりすごいと彼女は言う。

「素晴らしい雰囲気です。ファンがいないのは寂しいですが、これを受け入れ楽しみます」と結んだ。