21/07/2021 - 27/07/2021

 

Hosted by:   JPN

Softball Olympic Games 2020 - Official Payoff
日本の捕手峰幸代が2度目のオリンピックソフトボール金メダルを目指す
22/01/2021 1 記事を読む目安時間

日本の捕手峰幸代が2度目のオリンピックソフトボール金メダルを目指す

峰(写真一番右)はオリンピック2度目の金メダルを目指し引退から復帰した。

2008北京オリンピックソフトボール金メダル決定戦、その時、日本は金メダル獲得目前だった。二死走者一塁、アメリカのケイトリン・ローが打席に立った。峰幸代は打席の後ろに構えバッテリーメイトにサインを送る。この2日間で412回のサインを送った峰。上野由岐子の豪速球は外角に落ちると、ローが三塁にゴロを放った。日本女子代表ソフトボールチームは史上初のオリンピック金メダルが決まった瞬間だった。20歳の捕手・峰はこの2日間日本に金メダルをもたらした上野の記録的な413球をプレートの後ろで受けた。その13年後、峰は再び日本代表チームの暫定メンバーに入り、この夏の東京オリンピックで再び金メダルを目指す。

「もう1回復帰してオリンピックを目指すことが、今しかできないチャレンジなんじゃないかと自分の中で強く出てきました」と名古屋テレビに語っている。

2014年、峰はWBSC世界女子ソフトボール選手権大会(2012年と2014年)と2連覇果たした後、現役を引退した。


「五輪も金メダルとって、世界選手権でも金メダルとって、自分の中のソフトボールのキャリアはもう充分かと。」と語っている。

WBSC Baseball World Ranking Bahamas

日本は2008北京で金メダルを獲得した。これは唯一アメリカが金メダルを逃したオリンピックソフトボール大会だ。

しかし、峰はソフトボールが2020東京でオリンピック復帰が決まると、2016年8月再び現役への復帰を決めた。「ソフトボールが東京五輪で復活するってニュースをみて、オリンピック戻ってくるんだ!と思い、すごく心が揺れて思い切って復帰しました。」

日本が銀メダルに終わった千葉開催の2018WBSC世界女子ソフトボール選手権大会では峰は代表チームにはいなかった。日本チームの捕手のレギュラーは我妻悠香、補欠には18歳の山内早織が控えていた。

関連記事
- オリンピック再配信シリーズ 日本とアメリカが金メダルをかけて激突
- オーストラリアオリンピックソフトボールチームが候補選手を23人に絞る
- メキシコ代表ソフトボールチームがカリフォルニアの合宿でオリンピックイヤーを開始
- 東京2020 日本オリンピックソフトボールチームの宇津木ヘッドコーチがオリンピックや投手起用について語る

「若いキャッチャー、経験を積んでいるキャッチャー、(ほかの選手が)何人も選ばれていて、やっぱりもう私が入る枠はなかなか無い、難しいと思いました。」と打ち明けた峰は北京では盗塁阻止率33.33%と完璧な守備を披露した。2020年日本ソフトボールリーグの後、トヨタレッドテリアーズの捕手は東京オリンピック代表候補線選手に入った。3名の捕手のうち2名に絞られる可能性が高い。峰はオリンピック出場のため我妻、清原奈侑とポストを競う。

「待ってました!準備できてます!という気持ちと同時にもっと頑張らないとと思う気持ちがありました。」


Tokyo 2020 – Olympic Softball