WBSC U-23野球ワールドカップのグループBではベネズエラが4連勝グループ首位でスーパーラウンド行きは確実。しかしベネズエラは明日のグループラウンド最終戦も勝利して全勝でのエルモシージョ進出を目指す。
コロンビアはコールド勝利で2連勝を挙げた。グループBの第3シードは最終日の結果次第で決まる。
オランダ対パナマ 4対1 試合結果とスコア
コロンビア対ニカラグア 10対0 試合結果とスコア
ベネズエラ対韓国 3対0 試合結果とスコア
オランダは敗退目前だが、この試合で今大会最高の成績を残した。安打数でもオランダはパナマに勝り(8安打7被安打)、失策0。投手陣もパナマの打線を1点に抑えた。
「いい野球ができるのだとわかりました。他の国のチームと互角に戦えることを証明できたと思います」と2011野球ワールドカップ王者の Sidney De Jong監督はコメントした。
コロンビアは14安打を記録。三塁手Jordan Diazは本塁打、Diaz と左翼手Gustavo Camperoは合わせて6打点。
Jose Mosquera監督は笑顔になるその理由を語った。
「彼らは才能ある打者たちです。準備をきちんとしていればちょっと集中するだけでいい試合ができるのです。彼らもそれを理解していることを嬉しく思います」と試合後に語った。
Mosquera監督は2試合圧勝したがこれで彼らの態度が変わらないことを願っているという。
「相手チームを敬い、相手からも同じように敬意を持ってもらえるようになってほしい。1イニングずつ大切にして行ってほしいです」と加えた。
Jorge Martinezは1回満塁の危機を脱した後、ニカラグアの打線を2安打に抑えた。Luis De Avilaは2イニング投球、わずか1四球。
「1回で1点も失うことなく危機を脱することができました。こちらはプロ球団と契約している強い選手が揃っており、立派な腕の持ち主であり、パワフルな速球を投げられる選手たちです。試合に臨むにあたり、出せる情報を全て選手たちに与えててやることができました」とMosquera監督は振り返った。
ベネズエラの4投手は世界2位韓国のラインナップをわずか2安打に抑え驚愕させた。
「投手たちはいい仕事をしているし、次の試合の準備もできてます」とOmar Bencomoピッチングコーチはコメントした。「他のチームと戦うために何をしなければならないかについての明確な考えを持っています。これまでの4連勝でチームは自信もつきました」
ベネズエラは無敗のままスーパーラウンド進出を確定。しかし、最終日のパナマの試合に敗れてパナマがスーパーラウンドに進出すると場合、これはベネズエラにとって痛手になる。
「プラン通りに行くつもりです。投手陣はまだ休めず、集中していかなければなりません」とBencomoコーチは語った。
ベネズエラは4回に先制し、さらにRobert Perez Jrが二塁打で駄目押しの2点を加えた。
Perez は「目標はスーパーラウンドではなく、優勝すること。全ての試合に勝つために戦っています。勝つ秘訣はプレーを楽しむことです」と答えた。
9月27日(月)の試合予定
ニカラグア @ オランダ
パナマ @ ベネズエラ
コロンビア @ 韓国