壮観の開会式で、エル ソカロで開催された歴史的なベースボール 5 ワールド カップが開幕

新設ベースボール 5 ワールド カップが月曜日に正式に開幕。2000人の観客が訪れた開会式では12の参加チームの紹介のほか、ダンサーやメキシコのクラシック音楽バンドを率いた地元タレントのショー、涼しいメキシコシティの夜空に打ち上げられた花火など盛大に行われた。

「WBSCベースボール5ワールドカップの第1回大会に参加チームを迎えることができ、大変感慨深く思います」とWBSCのリッカルド・フラッカーリ会長は開会式で観客に挨拶し、大会の開幕を正式に宣言した。 「この大会は、世界野球・ソフトボール連盟の歴史における新たな達成であり、今日ここにいるアスリートの皆さんは、この新しい偉大な冒険の先駆者です。おめでとうございます」と加えた。

WBSC は スポーツと野球とソフトボールへのより多くのアクセスを提供するという長期的なビジョンを掲げ、2017年にベースボール 5 を立ち上げた。ベースボール 5 は、2020年には野球とソフトボールのアーバン型・男女混合版としてWBSCの公式競技となった。

「その画期的な立ち上げから 5 年が経ち、パンデミックにもかかわらずベースボール 5 は私たちの期待をはるかに上回って成長しました」とフラッカーリ会長は続けた。 「ベースボール5 は世界中に広がり、そのアクセスしやすさのおかげで、アフリカや中東など、野球の伝統がほとんどない地域にも根付きました。この大会の参加国にケニア、南アフリカ、チュニジアがいることがその証明です」

メキシコのスポーツ大臣であるアナ・ゲバラ氏も、この日リトアニア対メキシコの試合でWBSCベースボール５ワールドカップが開幕することの重要性について触れた。

ゲバラ大臣は「今夜は、このソカロやメキシコだけでなく、この新たな競技にとっても歴史的な瞬間です。今日の日は歴史の１ページに残り、数年後には私たちに大きな満足感を与えてくれるでしょう。 最初の開催国となったことを心より誇りに思います。メキシコが多くの子供たちの未来となるこの新しいダイナミックな競技をプレーするチームのみなさんを歓迎できることを大変嬉しく思います」

メキシコシティ行政のマルティ・バトレス・グアダラマ長官も、WBSCと新競技のベースボール5を称賛した。

「私たちはこの都市を『権利の革新的な都市』と呼んでいますが、ここで、この瞬間、私たちはスポーツの権利、レクリエーションの権利、健康の権利を行使し、ベースボール 5 というこの偉大な世界の革新に敬意を表します」と語った。

開会式に先立って、フラッカーリ会長とメキシコ ベースボール 5 チームのアルフレド・レルマ監督との記者会見が行われた。

「WBSCは、ここメキシコシティのソカロのような象徴的な場所で、史上初のベースボール5ワールドカップを開催できることを誇りに思います」とフラッカーリ会長は語った。「このベースボール5 ワールドカップ初開催のために素晴らしいステージを準備してくれたアンナ・ゲバラと CONADE に感謝します。メキシコには野球とソフトボールの強い伝統があり、これからはベースボール 5 も広がるでしょう」

「これは私たちの競技にとって歴史的な瞬間であり、12 の熱きチームが WBSC ベースボール 5 の初代王者を目指してここにやってきました。6 日間 50 試合、多くの素晴らしいアクションとエンターテイメントが繰り広げらるでしょう」