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Baseball5 World Cup 2022 - Official Payoff
女子野球ワールドカップMVPの六角彩子 ベースボール5の栄光を夢見る
01/06/2022 1 記事を読む目安時間

女子野球ワールドカップMVPの六角彩子 ベースボール5の栄光を夢見る

元WBSC女子野球ワールドカップMVPの六角彩子は女子野球とベースボール5を推進している。彼女はベースボール5のインストラクターおよび選手として競技発展に貢献したいという。

元WBSC女子野球ワールドカップMVPの六角彩子氏がWBSCのポッドキャスト『WBSC Global Game』に出演し、ベースボール5の日本代表として大会に出場し、そして年内にメキシコで行われる新設WBSCベースボール5ワールドカップへ日本が出場できるよう貢献したいと語った。

2016WBSC女子野球ワールドカップで優勝した日本女子代表野球チームの選手だった六角は、埼玉西武ライオンズレディースの現役選手であるとともにWBSCベースボール5の公認インストラクターだ。しかし、六角は「Global Game」の司会者Tyler Maunに、世界で人気が浸透しつつあるWBSCの新競技ベースボール5で自国を代表したいと夢を語った。

「わたしも選手でやっている以上は、まずはベースボール5の日本代表になって、アジアカップに出て、そこでも優勝して、第一回のワールドカップに出れるように頑張りたいなって思っています。第一回大会ということなんで、盛り上がってほしいって思いますし、いろんな国の本当にすごい選手とかも色々ごろごろいると思うので、そういう選手たちをみたいなと思います」と六角は言う。

「ベースボール5はキューバ発祥なので、キューバの選手たちってすごい強いと思うんですけれども、その選手たちに対して、他の選手たちがどう戦っていくのかも、見どころだと思いますし、本当にこの記念すべき第一回というのは本当に楽しみです」

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国際舞台で輝かしい野球キャリアを積んだ六角は、2019年に日本で行われたワークショップで野球/ソフトボールの男女混合五人制バージョン競技「ベースボール5」と出会う。

「ワークショップに参加したのは偶然で、ベースボール5についてよく知らないまま参加しました。やってみると大変面白い競技だと思い、多くの人にこのスポーツを知ってもらいたいと思うようになりました。

「ベースボール5の講習会が日本で行われたんですね。その講習会に、たまたまなんの競技かよく分からずに行ってやってみたら、もうすごく面白いと思いました。この競技をいろんな人に広めたいなと思っていました」

「ベースボール5は野球・ソフトボールにすごい似ている競技なんですけれども、どんな国でも、どの世代でも取り掛かりやすいと思うので、まずはベースボール5からどんどんプレーしてもらって、そこから、野球とかソフトボールにつながっていくんじゃないかなと。わたしはすごく可能性を感じています」と続けた。

ベースボール5を始めた後も、六角は引き続き野球選手として西武ライオンズレディースで圧倒的なパフォーマンスを披露し、女子野球を牽引し続けている。

六角は東京2020オリンピックでは、生まれ故郷である茨城県日立市の聖火ランナーに選出され、市内の第一走者を務めた。パラリンピック中に行われたファンイベントのスポーツ体験コーナーでWBSCベースボール5を紹介した。

「中学校の野球部までは男の中で一人だけ女子でプレーしていたんですけど、高校生になって体格差も出てくるので、女子だけの野球をやりたいと思い、女子だけでできる環境を探して女子野球の世界に入りました」と六角はふり返った。

「野球はまず、男の子だけのスポーツじゃないよっていうのは伝えたいです。男の子でも女の子でも関係なく、楽しめるのが、野球、ソフトボールだと思います。野球が好きで始めたのであれば、その好きな野球をずっと続けてほしいなって思います。女子野球選手になったのであれば、年齢関係なく、国関係なく、わたしたちは仲間だと思っています。一緒に女子野球を楽しんで、また頑張って広めて行けたらいいなと思っています」と結んだ。