世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は、2年前に発表した新大会方式「2ステージ制ソフトボールワールドカップ」の競技形式を本日発表した。このシステムは、WBSC女子ソフトボールワールドカップ、WBSC男子ソフトボールワールドカップ、WBSC U-18女子ソフトボールワールドカップで適用される。
この新しい2ステージ制では、ワールドカップは2年連続で開催され、初年度はグループステージ、翌年はファイナルが行われる。
2ステージ制のソフトボールワールドカップ グループステージの競技形式
- グループステージでは3グループ18チームが参加
- グループステージの各グループの上位2チームがファイナルに進出
- グループステージの各グループは、シングルラウンドロビン戦(総当たり)
- ラウンドロビンの上位4チームがプレーオフに進出し、上位2チームが決勝戦への切符を懸けて対戦する。
- プレーオフ2位となったチームは、敗者復活戦で第3位対第4位の勝者と対戦し、勝利したチームが決勝2枠目を獲得
2ステージ制のソフトボールワールドカップ ファイナルステージの競技形式
- 決勝戦は、各グループの上位2チームとワイルドカード2チームの計8チーム**
- シングルラウンドロビン(1回総当たり戦)でスタート
- 上位2チームが正解王者決定戦、3位と4位のチームが3位決定戦を行う
今年の第17回WBSC女子ソフトボールワールドカップよりこの新制度で大会を行う。7月11日から26日まで、アイルランドのフィンガル・ダブリン(グループA)、スペインのバレンシア(グループB)、イタリアのカスティオン・ディ・ストラーダとブットリオ(グループC)で欧州各地でグループステージが行われ、決勝戦は2024年夏にイタリアで開催される。
第18回男子ソフトボールワールドカップ と第15回 U-18女子ソフトボールワールドカップ グループステージ は2024年に開催予定。
** ファイナルステージへのワイルドカードの決定基準(順不同)
- 基準1:開催国にワイルドカード1枠が確保
- 基準2:グループステージの上位3位までのチームで前回のワールドカップの最終順位上位
- 基準3:グループステージの上位3位までのチームで前年度末のWBSCランキングの最高順位上位