22/07/2023 - 26/07/2023

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XVII Women's Softball World Cup 2023 - Group C - Official Payoff
女子ソフトボールワールドカップがイタリア、アイルランド、スペインで共同開催
09/06/2022 1 記事を読む目安時間

女子ソフトボールワールドカップがイタリア、アイルランド、スペインで共同開催

アイルランド、イタリア、スペインでソフトボールのワールドカップが行われるのはこれが初めて。

世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は今日、フラッグシップ大会WBSC女子ソフトボールワールドカップをイタリア、アイルランド、スペインの3カ国で共同開催することを発表した。このヨーロッパ3カ国で2023年にソフトボールワールドカップのグループラウンドを行い、2024年に決勝大会をイタリアで行う。この木曜日にWBSC執行役員会で承認された。

ヨーロッパで同大会が開催されるのは2014年のオランダに続き2度目。アイルランド、イタリア、スペインはソフトボールワールドカップ自体の開催が初めてのこになる。

「WBSC女子ソフトボールワールドカップを再びヨーロッパで開催し、アイランド、イタリア、スペインが共同開催で世界最高峰のソフトボール大会を実施することを嬉しく思います」とWBSCのリッカルド・フラッカーリ会長はコメントした。「女子ソフトボールワールドカップはWBSCが大会を2回に分けて行う「Two-Stage format」を初めて導入するワールドカップです。これにより、より多くの都市や街、国でWBSC大会を開催することが可能になります」

この「2大会方式(Two-Stage format)」では、拡大されてオリンピック5大陸から18チームが出場、3グループ6チームずつにグループ分けされる。各グループの上位2チームとこれにワイルドカード2チームが、2024年イタリアで開催される決勝大会に進出する。

一つ目の開催都市はアイルランドの首都ダブリン近郊にあるフィンガル。この大会のために建設された球場でグループラウンドの一つが行われる。

「次の女子ソフトボールワールドカップの共同開催都市の一つとなったことを大変光栄に思います。ワールドカップのような素晴らしい大会開催のためにみんなで球場を建設しています。これは次の世代のアイルランド選手たちにとって大きな励みとなるとともに、国内での競技発展の後押しにもなります。この球場はこれから長年にわたり国内競技にとってのすばらいレガシーとなるでしょう」とアイルランドファストピッチ のMelanie Cunninghamディレクターは語った。

一方、WBSC女子ソフトボールワールドカップのグループラウンド(2023)と決勝大会(2024)はイタリアのブットリオとカスティオンス・ディ・ストラーダで行われる。「2023年と2024年に女子ソフトボールワールドカップをイタリアで開催できることを大変嬉しく思います。ヨーロッパでは2度目、イタリアでは初開催の快挙です」とイタリア野球ソフトボール連盟のアンドレア・マルコン会長は喜びを表した。「今回の共同開催の決定の決め手は、2021年の成功裏に終わったヨーロッパ選手権大会だったのだと思います。その時WBSCスタッフの方々と一緒に仕事をしましたが、その時に私たちの施設が国際大会の開催に適していると評価していただけたのではないでしょうか。こうした大会が行われることは、ソフトボールにとって本当に素晴らしいことです。世界中のソフトボールファンのみなさんをお迎えするのを楽しみしております」

3つ目のグループラウンド開催地はスペインのバレンシアにある市営野球ソフトボール場だ。「女子ソフトボールワールドカップを開催したことのないスペインが今回共同開催という形で選ばれたことを大変喜んでいます。この大会はスペインのソフトボールとその将来の成長にとってのターニングポイントとなるでしょう。バレンシアはこの大会を開催するにふさわしいと胸を張って言えます。スポーツ振興カウンシル、バレンシア州政府、バレンシア地方評議会、バレンシア市議会、さらにそほのかの候補にある地方機関が一致団結して、女子スポーツを中心にスポーツと平等に取り組んだことを証明しました」とスペイン王室野球ソフトボール連盟の Jesús Lisarri会長はコメントした。

WBSC女子ソフトボールワールドカップのグループステージと決勝大会の詳細日程は今後発表される予定。