【韓国・機張】LG提供WBSC女子ベースボールワールドカップのオープニングラウンド最終日、オーストラリア、カナダ、チャイニーズタイペイのスーパーラウンド進出が決定し、これですべてのチームが顔を揃えた。グループAのベネズエラとグループBの日本はそれぞれ無敗のまま進出。
5点以上の得点差勝利が必要だったオーストラリアは、見事アメリカに10対1で勝利し、グループCからスーパーラウンドに進出を決めた。デビュー試合を飾ったアベイ・ケリー投手はアメリカの守備を6回まで抑え、勝利投手となった。オーストラリア野球はこの勝利を「オーストラリア野球史にのこる素晴らしい勝利だった」と称賛した。
チャイニーズタイペイが香港を13対3でくだしたためアメリカは敗退となり、アメリカ野球史上初めてアメリカが女子ベースボールワールドカップでメダルを逃すこととなった。
グループBでは、カナダがオランダを7対1で下し、日本につづいてスーパーラウンド進出を決めた。
世界N.1日本、3位オーストラリア、4位カナダ、5位ベネズエラ、6位チャイニーズタイペイ、11位韓国にならんでスーパーラウンドに進出するカナダ代表チームのアンドレ・ラシャンス監督は「次のラウンドでは楽な試合は一つもないだろう」と述べている。日本の15試合連続勝利がこのまま更新されるか試される。
キューバ、香港、インド、オランダ、パキスタン、アメリカはコンソレーションラウンドにて7位~12位決定戦を行う。
スーパーラウンドおよびコンソレーションラウンドの詳細は9月6日(火)発表予定。