グローバル・スポーツ・インパクト・レポート2016  WBSCがスポーツ関連のFacebookページ対前年比利用者増加率トップ
30/11/2016 1 記事を読む目安時間

グローバル・スポーツ・インパクト・レポート2016  WBSCがスポーツ関連のFacebookページ対前年比利用者増加率トップ

100を超える世界中の主なスポーツ大会、国際競技連盟、スポーツリーグ、競技会などを様々な指標から分析したグローバルスポーツインパクト(GSI)レポート2016によると、2015から2016年のFacebook利用者数の対前年比を見ると、スポーツ関連では世界野球・ソフトボール連盟の公式Facebookページ利用者数が最も増加していることがわかった。

  • WBSC YouTube チャンネルの対前年比増加率は100以上のスポーツ団体のうち3位
  • 2015年度に開催された80以上の競技会や世界選手権のうち、WBSCプレミア12は平均観客動員数5位

【スイス・ローザンヌ】 100を超える世界中の主なスポーツ大会、国際競技連盟、スポーツリーグ、競技会などを様々な指標から分析したグローバルスポーツインパクト(GSI)レポート2016によると、2015から2016年のFacebook利用者数の対前年比を見ると、スポーツ関連では世界野球・ソフトボール連盟の公式Facebookページ利用者数が最も増加していることがわかった。

またこのGSIレポートのソーシャルメディアの項目では、2015~2016年でWBSCのYouTubeの登録増加率は3位だった。

この増加成功の要因としては、国際野球連盟と国際ソフトボール連盟の統一後WBSCがWBSC フェイスブックぺージにてソーシャルメディアにてキャンペーンを積極的に展開したこと、世界の野球・ソフトボールに関するコンテンツを効率化したことだろう。またWBSCの2020オリンピックへの野球・ソフトボール復帰に世界中のファンやメディアが注目したり、さらには新たなグローバル・フラッグシップトーナメントであるWBSCプレミア12®が2015年に新設されたことも大きな要因に挙げられる。またWBSCは2015年にベースボールワールドカップのハイライトなどをyoutube.com/wbscから世界へ無料配信を開始、WBSCのソーシャルメディアプラットフォームからしか見られない熱戦やコンテンツを配信することで多くの新たな登録者やフォロワーを獲得することに成功した。

「ソーシャルメディア上で野球とソフトボールは最も大きなスポーツの一つであり、何百万人もの若い人たちや熱心なファンが好きな選手、球団、リーグ、代表チームを世界中からフォローし、サポートしています。若者へのアピールを強調するオリンピックアジェンダ2020にしたがい、WBSCとその関係者たちは野球とソフトボールの人気を利用して、若いデジタルユーザー、ファン、選手たちから次世代の若者たちにオリンピックムーブメントを伝えてもらえるように取り組んでいるのです。」とWBSCリッカルド・フラッカーリ会長はコメントしている。

GSIレポートではさらに2015年に開催された80以上の競技会や世界選手会などを評価しており、プレミア12 2015 は1試合ごとの観客動員数は5位(1試合当たり6200人)、累計動員数は16位(23万6千人)と評価した。

プレミア12 2015 は取材許可を持つメディア数が11番目に多かった。WBSCも以前発表した通り、新設プレミア12に関するオンライン・紙面によるニュース記事の数は3万件以上に及んだ。

「WBSCは次々に並ぶ好意的な分析と結果をうれしく思います。特にプレミア12は100%われわれの世界ランキングをベースにしたコンセプトの新しいタイプの国際トーナメントでした。プレミア12 2019 はオリンピック東京2020の予選の軸となるため、次の大会では一層さまざまな数値の増加が見込まれるでしょう」とフラッカーリ会長は述べている。

WBSCと独立メディアコンサルタントが作成した別レポートでは、2015年に行ったWBSC野球・ソフトボールの国際大会は累計動員数40万人以上、放送潜在リーチ5億人、SNSコメント20億件、ブランド露出30億米ドルを記録し、さらにWBSCのYouTubeチャンネルには217の国や地域のファンからの視聴アクセスがあった。

Sportcalが作成したグローバルスポーツインパクト(GSI)レポート2016の概要やフルバージョンはこちらより入手可能。