スポーツマーケティングレポート2016   野球が日本で最も好きなスポーツ、よく見るスポーツで1位に

スポーツマーケティングレポート2016   野球が日本で最も好きなスポーツ、よく見るスポーツで1位に
21/10/2016

世界野球ソフトボール連盟は今日、先日発表されたスポーツマーケティング独立調査の年間レポートの中で、日本において野球が最も好きなスポーツ、よく観るスポーツの1位になったことを歓迎した。

【スイス・ローザンヌ】世界野球ソフトボール連盟は今日、先日発表されたスポーツマーケティング独立調査の年間レポートの中で、日本において野球が最も好きなスポーツ、よく観るスポーツの1位になったことを歓迎した。

この2016年のスポーツマーケティング基礎調査は、日本の最大手市場調査会社マクロミルが経済調査専門の三菱UFJリサーチ&コンサルティングと共同して行い、10月20日に発表したもの。

これまでマクロミルと三菱UFJリサーチ&コンサルティング両社が発表した過去13年間の調査において、野球は13年連続で日本で最も好きなスポーツ、よく観るスポーツ1位となり、また日本人の最も好きなスポーツ選手にも13年連続日本の野球スター・イチローが1位となった。

WBSCのリッカルド・フラッカーリ会長は「今回のレポートの華々しい結果をみても東京オリンピック2020に野球とソフトボールを追加種目に選んだ国際オリンピック委員会の歴史的決断はやはり正しかったことが改めて証明されました。オリンピックアジェンダ2020にしたがい、WBSCと私たち関係者すべては日本で、特に若いデジタルユーザーなどを対象にオリンピックへの興味が高まるよう力を尽くしていく所存です。そしてオリンピックのメッセージを世界中の新しい観衆に届けるお手伝いをしたいとおもっております。」とコメントした。

オンラインのサイトによるこの調査は日本の15歳~69歳のネットユーザ―を対象に行われ、計2000名の回答を得た(50%男性、50%女性)

2016年のレポートのなかで明らかになった傾向は、日本が共同開催した WBSC PREMIER12® 2015 が2015年国際スポーツ大会部門でテレビ最高視聴率を生み出したこと、また国際野球大会としては初めての世界SNSコメント20億件を記録達成したことなどとも合致する。プレミア12の世界のテレビ視聴者のうち40%は女性であった。

マクロミルと三菱UFJリサーチ&コンサルティングの2016年のスポーツマーケティング基礎調査のレポートはこちらから(日本語のみ)