フィリピンが圧勝
24/09/2019 1 記事を読む目安時間

フィリピンが圧勝

上海で開幕した東京2020オリンピック WBSCソフトボール アジア/オセアニア予選で、フィリピンが韓国に10-1で圧勝した。フィリピンは一方的な勝利を果たしたが、謙虚な姿勢を崩さなかった。

上海で開幕した東京2020オリンピック WBSCソフトボール アジア/オセアニア予選で、フィリピンが韓国に10-1で圧勝した。フィリピンは一方的な勝利を果たしたが、謙虚な姿勢を崩さなかった。

フィリピンのVenerando Dizerコーチは快勝に見えたが、実は際どい勝利だったと語った。

「危ないところでした。6回で彼らが出した三つのエラーで6点を入れて引き離すことができたのです。」と語った。

「勝利は嬉しいですが、浮かれてはいられません。明日には中国との試合が控えているので堅実にプレーできるようこのまま集中したいです。」

「しかし、大会前にも言いましたが、東京オリンピックへの最後の1枠を獲得するため、この大会のために準備をしてきましたので、ぜひ勝ちたいです」と加えた。

「ホストである中国はわれわれにとって大きな壁ですが、より良い試合を行い、いい結果が出るよう期待しています」

フィリピンは今回の予選にはアメリカに拠点を置く選手2名を加えて出場している。一人目は投手Sierra Lange と内野手Lauren Young だ。二人はこの予選に進出することになった5月のアジアカップ(ジャカルタ)でもプレーした。

Langeは試合中盤でAnn Antholihaoと交代し、勝利に大きく貢献した。明日も投球して重要な役割を担うかもしれない。

フィリピンは2回表Chelsea Suitosがライト線へシングルを放ってYoungと Graie Blandoが生還して先制の2点を入れた。

4回表では、Reese Guevarra がレフトへタイムリーを放ってFrancesca Altomonteが生還し、3対0とした。

韓国は4回裏、Jung Hye Inがヒットを放ちLee Kyung Minが1点を返した。

フィリピンは5回表、 Altomonteが放ったフライを右翼手 Kim Ah Youngがキャッチできず、Angeline Ursabia とSky Ellazarが生還して5対1にリードを開いた。

5回表で試合のペースを完全に掌握したフィリピンは、6回表、Guevarra、Suitos、Ursabia、Ellazar、Arianne Vallesteroが合わせて5点を入れてコールド勝ちを決めた。