新設プレミア12 韓国国内放映権をSBSが取得
02/10/2015 1 記事を読む目安時間

新設プレミア12 韓国国内放映権をSBSが取得

【スイス・ローザンヌ】世界野球ソフトボール連盟 (WBSC)はソウルに本社を置くSBSが、11月に日本と台湾で行われる新設国際野球大会・2015プレミア12™の国内放映権を取得したことを発表した。

【スイス・ローザンヌ】世界野球ソフトボール連盟 (WBSC)はソウルに本社を置くSBSが、11月に日本と台湾で行われる新設国際野球大会・2015プレミア12™の国内放映権を取得したことを発表した。

韓国でおよそ5100万人の国民に放送サービスを提供する韓国大手テレビ放送局のSBSがオンライン・テレビ放映などを通じて大会の模様を独占中継する。

野球は韓国で最もポピュラーなスポーツ。韓国野球委員会(KBO)プロリーグから選ばれたスター選手たちが、新設プレミア12で世界ランキング8位の韓国代表として戦う。

新設プレミア12では、WBSC野球世界ランキング(野球国力)上位12か国の代表チームが初めて集結し熱戦を繰り広げる。同大会は今年最大級の野球大会として勝利国には高額の報奨金と世界ランキングの最大ポイントが付与される。

「韓国トップの放送局とパートナシップを組めることをWBSCは大変うれしく思います。国内のテレビ業界をリードするSBSの多様なプラットフォームやネットワークを通じ、野球人気が高いこの国で何百万人ものファンの方々にWBSCプレミア12で韓国を代表して戦う選手たちの雄姿を見ていただけることになりました。WBSCとSBSのプレミア12の協力提携は代表チームが戦う大きな大会としてのこの新設大会をアピールする布石となるだけでなく、この需要な市場でのさらなる野球の発展や、野球拠点地としての地位獲得につながるでしょう。」

SBSのイ・ウンモCEOは「SBSはWBSCとの独占契約を獲得し、韓国国内の視聴者のみなさまに素晴らしい新設国際大会の熱戦模様を中継できることを心よりうれしく思います。SBSは幅広い視聴者のみなさまの求めるニーズに応えて、視聴率アップにつながるような最高のコンテンツをお送りすることを自負しています。SBSの番組ラインアップにWBSCプレミア12など野球番組を増やすことは私たちの成功戦略に即しているのです。」とコメントした

同大会は、11月8日に世界N.1の日本と宿敵韓国が4万席の札幌ドームにて開幕戦をおこなってから、台湾に移動してグループステージを行う。日本代表の侍ジャパンと韓国が対戦するのは6年ぶり。

日本と韓国のほか、グループBはアメリカ(世界ランキング2位)、ドミニカ共和国(6位)、ベネズエラ(10位)、メキシコ(12位)、グループAはキューバ(世界ランキング3位)、チャイニーズタイペイ(4位)、オランダ(5位)、カナダ(7位)、プエルトリコ(9位)、イタリア(11位)が顔を揃えている。

各グループの上位4チームが台湾にて準々決勝へ進んで対戦したのち、WBSCプレミア12は日本へ舞台を移し、準決勝と決勝を東京ドームで行う。