ハイライト
札幌 – 日曜夜、札幌ドームの28,000人の観衆と世界中のテレビ視聴者が見守る中、世界ランキング首位日本が8位の宿敵・韓国をくだし、 新たな国際野球フラッグシップトーナメントWBCプレミア12がいよいよ幕を開けた。
WBCプレミア12のグローバル・アンバサダーである元韓国代表の朴賛浩氏が始球式をおこない、その後始まった開幕戦では、侍ジャパンの先発投手・大谷翔平が韓国の攻撃をおさえ、6回でわずか2安打しかゆるさなかった。
21歳の大谷投手は次々と剛球を送り、最速161キロの記録をだした。圧倒的なフォークボールは韓国打者から10三振を奪い、韓国・日本両国でのツイッター上でも大きな話題となった。
読売ジャイアンツのショート坂本勇人(3打数2安打、打点2、得点2)は侍ジャパンの主力となり、6回で大会一号本塁打を放った。
則本昴大投手、松井裕樹投手も最後の3回力投し、日本と大谷に最初の勝利をもたらした。
韓国の 金 廣鉉投手(2,2イニング、5被安打、2失点、5四球)には黒星がついた。
日本は1-0でグループBのトップに立ち、韓国は最下位になる。
日本と韓国は、2位のアメリカ合衆国、6位のドミニカ共和国、10位のベネズエラ、12位のメキシコと対戦し、グループ4上位を狙う。
日本の次の対戦は水曜日の対メキシコ戦で、韓国はドミニカ共和国と対戦する。
各国の出場チームはグループで総当たり戦をおこなったあと、上位4チームが準決勝へと進み、最下位2チームは大会敗退となる。
世界ランキング4位のチャイニーズタイペイと5位のオランダは月曜夜に台中インターコンチネンタル野球場にてグループAの試合を開始する。
同グループには3位キューバ、7位カナダ、9位プエルトリコ、11位イタリアがいる。
2015 WBSC プレミア12に出場できるのは、2014年度 WBSC世界ランキング上位の12か国である。