【スイス・ピューリー/メキシコ・ティフアナ】 世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は地元組織委員会とメキシコ当局と共同で、新型コロナウイルスのパンデミックの状況とそれによる渡航制限のため、2021年に予定されていたWBSC女子野球ワールドカップ®とU-15野球ワールドカップを中止することを発表した。
WBSCは最後まで両大会の実現を模索していたが、新型コロナウイルスのパンデミック状況と海外渡航制限を考慮し、野球ソフトボール世界統括団体は両大会を延期ではなく中止をすることに決めた。
WBSC女子野球ワールドカップは2018年を最後に、次は2020年を予定していたが、 その後2021年に延期されていた。今回の中止により、次の大会は新しく4年サイクル制になるため、2022年から大陸予選大会が始まる。各大陸連盟は2023年のグループラウンドまでに予選大会を完了しなければならない。決勝リーグは2024年に実施。
一方、次のWBSC U-15野球ワールドカップは2022年に予定されているが、その大陸予選は既に開始している。