ヤディエル・モリーナが次のワールドベースボールクラシックでプエルトリコ代表チーム監督に就任

ヤディエル・モリーナが次のワールドベースボールクラシックでプエルトリコ代表チーム監督に就任
30/09/2022
伝説の捕手ヤディエル・モリーナはすでにWBSC U-23 野球ワールドカップ 2018でもプエルトリコの監督を務めた。ゼネラルマネージャーには今年のU-15 野球ワールドカップでプエルトリコの監督だったジョーイ・ソラ氏が就任した。

プエルトリコ野球連盟 (FBPR) は、来年3月に開催されるワールド ベースボール クラシックの代表チームをヤディエル・モリーナが指揮すると発表した。

モリーナ(40)は、オールスターに10回、ゴールドグラブに 9 回選出されたメジャー リーグ ベースボール (MLB) の捕手。19シーズン目を迎える今シーズンもセントルイス・カージナルスで74試合に出場した。

ヤディエルは、2006年の第一回ワールドベースボールクラシックからこれまで前大会に出場している。2006年当時は23歳で、まだメジャー リーグのシーズンで .700 を超えるOPS は記録していなかった。その後、2009 年にキャプテンを務め、2013年と2017年と連続してプエルトリコをワールド ベースボール クラシック決勝に進出させ、同年にはオールワールド ベースボール クラシック チームにも選ばれた。

ヤディエルは、WBSC U-23 野球ワールドカップ 2018 ですでにプエルトリコの監督を務めた。さらにベネズエラ プロリーグのナベガンテス デ マガジャネスを監督し、2022-2023シーズンも引き続き指揮する。

プエルトリコ野球連盟 (FBPR) のホセ・ダニエル・クイレス・ロサス会長は、「ヤディエル・モリーナは、ワールド・ベースボール・クラシックにおけるプエルトリコの監督に必要なリーダーシップ、献身、知識といった素質を全て備えています。 彼は選手たちから尊敬されているし、プエルトリコ人からも人気です。大会に精通し、対戦チームについてもよく研究しています」とコメントした。

WBSC U-15野球ワールドカップ2022でプエルトリコを監督したジョーイ・ソラ氏がエドアルド・ペレスの後任としてゼネラルマネージャーを務める。

プエルトリコ ベースボール アカデミーの学生部長であったソラは、ヒューストン・ アストロズのスカウトマンとして15 年間働き、カルロス・コレアやキケ・ヘルナンデスなどの未来のスター選手と契約を結んだ。また、ロベルト・クレメンテ・プロリーグのカングレヘーロス デ サントゥルセのゼネラル マネージャーも務めた。

「ジョーイ・ソラは、幅広いキャリアを持つ一流のプロです」とクイレス・ロサスは加えた。彼は全てのレベルの野球を知っており、尊敬されコミュニケーションも上手です。彼はこの重要な任務を遂行する資質を備えた人物です」