メジャー リーグ ベースボール (MLB) のピッツバーグ パイレーツは、ウガンダの 16 歳の右利き投手デビッド・マトマと契約した。
2022年はじめにロサンゼルス・ドジャースと契約したベン・セルンクマとウマル・マレにつづき、マトマはウガンダから米国の野球でチャンスを得た3人目の選手。
マトマはコーチのバーナード・オケロから、スカウトが彼に興味を示したと耳にした。そこで、スカウトの名前を尋ねてトム・ガレスピーであることを知ると、ソーシャルメディアを通じてトム・ガレスピーに連絡し動画を送り始めた。
「テクノロジーのおかげです」とギレスピーはThe Athleticに語った。「私はビデオでデビッドの投球をチェックし、ポケットレーダーで速度が向上しているかなどを知ることができました」
マトマは、ウガンダ中部のルウェロでクリケットとサッカーをして育った。彼は 2010 年に野球に出会い、2016 年に寄宿学校でプレーを始めた。
右利きの選手のマトマは、2 月初旬にドミニカ共和国のキャンプに参加した。日本でプレー経験のあるオケロが3週間ゲストコーチを務めた。
マトマにも守備でのチャンスが与えられる可能性もある。ギレスピーはMLB.comに対し「彼は自分も打てると言いつづけている」と語っている。