アルバート・プホルスがMLB史上4人目の700本塁打を達成

アルバート・プホルスがMLB史上4人目の700本塁打を達成
26/09/2022
ドミニカ生まれの彼は、9月23日にバリー ボンズ、ハンク アーロン、ベーブ ルースに名を連ねた。MLB以外のプロ野球でこの偉業を成し遂げた選手は、世界のホームラン王、王貞治だけだ。

アルバート プホルスは、メジャー リーグ ベースボール (MLB) の歴史の中で、700 本塁打に到達した 4 人目の選手になった。

プホルスは、9月23日のロサンゼルス・ドジャース戦でセントルイス・カージナルスが 11 対 0 で勝利したドジャー スタジアムで、 2打席連続で699 本目と 700 本目の本塁打を放ち、史上4人目の通算700本塁打を達成した。

42 歳のプホルスは、2021 年シーズンをロサンゼルス・ドジャースでプレーした後、2001年にMLBデビューを果たした古巣のセントルイス・カージナルスに復帰し、現役最後となるこのシーズンを終えた。

ドミニカ共和国のサントドミンゴで生まれたプホルスは、16歳のときにソフトボールのピッチャーである父親のビエンベニードと祖母と共にアメリカに移住した。

.高校卒業後、ミズーリ州のメープル ウッズ コミュニティ カレッジから野球の奨学金を受けた。

彼は 1999 年の MLB ドラフトでほとんど注目されなかった。しかしながら、セントルイス・カージナルスが13巡回目、全体402位で彼を選び、10,000 ドルの契約書を交わした。

しかし、この契約は野球史上、最高の投資収益率であったかもしれない。プホルスは、プロとしての最初のシーズン (2000 年) にシングル A からトリプル A に進み、2001 年に MLB の新人王になり、カージナルスを2回のワールド シリーズ 優勝(2006、2011) に導いた。

2011 シーズン終了後、プホルスはロサンゼルス・エンゼルスと 2 億 5,400 万ドル相当の 10 年契約を結んだ。エンゼルスは、2021 年 5 月 6 日に彼を再指名した。

MLB史上、これまで700本塁打を達成したのはバリー・ボンズ(762本)、ハンク・アーロン(755本)、ベーブ・ルース(714本)の3人だけだ。

ボンズは、2004年9月17日に 40 歳でサンフランシスコ・ジャイアンツのユニフォームを着て 700 本塁打を放った。2007年シーズンをもって引退

アーロン (1934-2021) は、1975 年 7 月 21 日に 41 歳で700本塁打の記録に到達した。彼はアトランタ・ブレーブスでの最後のシーズンをプレーしていた。その後ミルウォーキー・ブルワーズでさらに2シーズンプレーした後に引退した。

ルース (1895-1948) は、1934 年7月13日に39歳で700 本目の本塁打を達成。彼はその時ニューヨーク・ヤンキースで最後のシーズンをプレーしており、その後ボストン・ブレーブスで1935シーズンをプレーした後に引退した。

MLB以外のプロ野球で700本塁打に到達した唯一の打者は、日本プロ野球(NPB)のホームラン王、王貞治だ。彼は 1976 年 7 月 23 日に 36 歳で700本塁打を記録した。

王は、1977年9月3日にハンク アーロン の755本塁打 を抜いて以来、世界一のホームラン王となる。 1978 年8月30日に800本塁打を放ち、通算868本に達した。彼は東京読売ジャイアンツのみでプレーし、 1980年のシーズン後に40歳で引退した。

アルバート プホルスと王貞治は、共に2006 年に開催された初回のワールド ベースボール クラシックに参加している。プホルスはドミニカ共和国のためにプレーし、王は監督として日本代表を率いり、日本を優勝に導いた。(日本は最初の2大会回優勝)

 表紙写真:C/O MLB