稲葉篤紀監督「プレミア12とオリンピックで勝つことがこの2年前からの目標」
17/11/2019 1 記事を読む目安時間

稲葉篤紀監督「プレミア12とオリンピックで勝つことがこの2年前からの目標」

今夜侍ジャパンの稲葉監督が初の優勝を果たした。

稲葉篤紀監督が日本野球代表チームの監督として初めて優勝トロフィーを手にした。プレミア12 2015ではコーチスタッフの一人であった稲葉監督は、今日韓国を5対3で韓国を破り見事チームを優勝させた。

「2年前に日本代表チームの監督就任以来プレミア12と来年のオリンピックで優勝することが私たちの目標でした。チームの誰もが世界一になるため同じ決意を持っていたと思います。」と試合後の会見で語った。

今大会を振り返り、稲葉監督は「どの試合も過酷でしたが日本の選手たちは粘り強く戦い、優勝することができました。」と語った。

来年の東京2020について稲葉監督は、今大会でオリンピック出場を決めたメキシコと韓国について言及した。「メキシコには強打者がいるし、強い投手もいる。韓国は本当に良いチームです。今大会で2度韓国と対戦し、日本は2勝しました。しかしどちらも接戦でした。オリンピックでもきっと良い試合ができるでしょう」と語った。

稲葉監督はチーム全員にプレーするチャンスを与えた。「この大会のために、毎日ラインナップを変え、チームの全員がスタメンとしてプレーしました。各試合の前にはいつも補欠選手とも話、試合後半で出番があるかもしれないとも伝えていました。ですから選手全員がよく理解してくれ、各チームでもしっかりと準備をしていてくれました」と語った。

日本は1回表3対0でリードされるが、その裏で今大会のMVP に輝いた鈴木誠也がタイムリーを放ち日本チームを立て直した。「1回表韓国チームに2本塁打を打たれ、これは難しい試合になるなと思いました韓国の投手はとてもいいので打席では攻めようと思いました。それで打つことができたのだと思います。坂本勇人がうまく塁を回っていたので、そのおかげで得点できました」と試合後の会見で鈴木は当時の心境を語った。