WBSCプレミア12 2019のグループC初戦でカナダがキューバを3対0で下し白星発進を決めた。先発Philippe Aumontが8イニングわずか1四球2安打、9奪三振で完封した。
「Aumontが一人の投手として成長した。圧倒的な投球だった」とカナダのErnie Whitt監督は賞賛した。
Aumontは「自分のやることに集中していました。計画通りに試合を運ぶことに専念していました」と加えた。
元MLBリーガーAumontは、3回Yordanis Samonと8回Yosvany Alarconのわずか2安打を許した。
韓国メディアは試合後の記者会見で、Aumontが将来KBOのチームでプレーする石はあるかと質問し、「カナダの勝利のためにここに来ていますが、自分のチャンスをつかむためでもあります」と答えた。
カナダのErnie Whitt監督も「素晴らしいプレーでした。もしスカウトの目に止まらないなら、そのスカウトは節穴です。仕事を変えたほうがいいでしょう」と加えた。
カナダは4回表キューバの先発Carlos Vieraから先制点を奪った。三塁手 Eric Wood が先頭で二塁打を放ち、元MLBオールスターMike Saundersのベースヒットで生還した。
カナダの右野手Mike Saundersは8回表でもチームに貢献、落ちる犠牲バントでランナーを二、三塁に送った。
「クリーンナップヒッターがバントを打つのは珍しいことです。彼は個人ではなくチーム全体のためにプレーしました。これがカナダ野球チームです」とErnie Whittは褒め称えた。
キューバはその後敬遠四球で満塁の危機を招くが、MPB福岡ソフトバンクで今シーズンで60試合登板したリリーフのLivan Moineloも切り抜けられず、2四球を出して押し出しの2点を与え、カナダに3対0にリードされた。
「今シーズンMoineloは日本で投球してきたので、期待していましたし、時速154kmの速球を投げました。ただ今日は制球に問題がありました」とキューバのMiguel Borroto監督は語った。
カナダのScott Mathiesonが最後に三振に倒して試合が終わった。