オースティン、アルバレスがアメリカ打線を牽引 オリンピック野球競技 8対1でイスラエルに勝利
30/07/2021 1 記事を読む目安時間

オースティン、アルバレスがアメリカ打線を牽引 オリンピック野球競技 8対1でイスラエルに勝利

ジョン・ライアンは6イニング投球、1失点。アメリカのブルペンは3回無失点。

アメリカにとっては2008年以来ぶりの試合となるこのオリンピック初戦、タイラー・オースティンが3安打、3打点、エディ・アルバレスは2得点・2打点でアメリカチームを牽引し、イスラエルに8対1で快勝した。

3回、アルバレスがレフト線タイムリーで1点目。1球後、横浜DeNa ベイスターズに在籍するスター選手オースティンは、馴染みのスタジアムのバックスクリーンまで伸びる本塁打を叩き込み、3対0にリードした。

4回裏、イスラエルの一塁手ダニー・バレンシアがレフトフェンスを超える本塁打で反撃しイスラエルの唯一の一点を返す。ライアン・ラバーンウエイとニック・リックレスも二死から連打で得点チャンスを作るが、これをライアンがピンチを脱した。

6回アメリカがさらにブッバ・スターリングの適時打で得点追加。ブッバのポテンヒットをショートのスコット・バーチャムが飛び込んでキャッチしようとするがグローブを弾き、自身も芝に倒れた。

さらにアメリカは7回、アルバレスとオースティンの連続適時打で2点、8回リック・フィリアもブッパの緩いゴロで得点を追加した。アメリカの最後の攻撃はWBSC U-18 野球ワールドカップのMVPトリストン・カサスが右翼への適時打でオースティンが二塁から生還した。

アメリカの先発ジョー・ライアンは、6イニング投球、5被安打、1失点、5打者三振で勝利投手。ライダー・ライアン、ブランドン・ディケンソン、アンソニー・カーターがそれぞれ1イニングずつ無失点で抑え、あわせてわずか2安打を許した。

敗戦投手はイスラエルのジョイ・ワグマン。ワグマンは3イニング投球、4被安打、3失点、4奪三振。エリック・ホルツ監督はこの試合に6投手を送り込んだ。

この結果、イスラエルはグループBで3位、日曜日にグループAの3位チームと順位決定戦を行う。アメリカは今大会初金星をあげ、明日韓国との戦いで1位を争う。試合は日本時間午後7時より開始。