オーストラリアがWBSC野球最終予選を辞退、最後のオリンピック出場権を3チームが競う
09/06/2021 1 記事を読む目安時間

オーストラリアがWBSC野球最終予選を辞退、最後のオリンピック出場権を3チームが競う

世界ランキング8位、9位、10位(ベネズエラ、オランダ、ドミニカ共和国)が、東京2020大会への一枠を争う。

オーストラリア野球連盟は、新型コロナ2019の 規制によってもたらされた渡航などのむずかしさを理由に、WBSC ベースボール最終予選から辞退するという難しい決定を下した。世界 6 位のオーストラリアは、オリンピックの最終予選で 1 位になる可能性の高いチームだった。したがってこの最終予選は、オリンピックの最終枠を争う 3 チームの戦いになる。

「コロナの状況下でオリンピックの最終予選に参加することは、常に大きな課題に直面することになっていました。」と、ベースボールオーストラリアのグレン・ウィリアムズ最高経営責任者(CEO)は述べた。「私たちは多数の考えうる選択と方法に取り組みましたが、グループに安全な環境を提供するという渡航などの課題は克服できませんでした。」

大会形式

世界 8 位のベネズエラ、9 位のオランダ、10 位のドミニカ共和国が、6 月 22 日から 26 日までメキシコのプエブラで行われる最終予選に出場する。

.3チームは総当たり戦(ラウンドロビン)でスタートし、上位入賞者が直接決勝に進む。ラウンドロビンの 2 位と 3 位の勝者は、決勝戦への出場権を争い対戦する。

Tokyo 2020 – Olympic Baseball

ドミニカ共和国とベネズエラは、アメリカ大陸オリンピック予選で2位と3位を獲得、最終予選の決勝戦に進み、オランダは2019年9月のヨーロッパ/アフリカオリンピック野球予選で2位に終わっている。

メキシコでの勝者は、1位日本、2位アメリカ、3位韓国、5位メキシコ、18位イスラエルに続く、次のオリンピック野球競技の6番目で最後の参加チームとなる。

オリンピック野球競技では、WBSC ベースボール世界ランキングの上位 10 チームが必ず出場することになる。

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