ベースボール5ワールドカップ WBSCがアフリカ予選について話し合う
09/04/2020 1 記事を読む目安時間

ベースボール5ワールドカップ WBSCがアフリカ予選について話し合う

ベースボール5は野球/ソフトボールのアーバン型競技だ。スピーディな展開と費用もかからず簡単にできることがこの競技の強みだ。

世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は、今年度の終わりにメキシコで開催予定のベースボール5ワールドカップ予選開催についてアフリカ大陸各国に呼びかけた。この新設大会はワールドカップとユースワールドカップを同時開催する。

WBSCの会議に初めて参加したのは南アフリカ、タンザニア、チュニジア、ウガンダで、WBSCはアフリカにおける予選の流れについての最新情報を伝え、これらの国もWBSCに対して、各国内でのベースボール5大会の予定などについての進捗を連絡した。

以下の大陸から男女混合12チームが集結する。

  • アフリカ 2チーム
  • アメリカ大陸 3チーム
  • ヨーロッパ1チーム
  • オセアニア 1チーム
  • 開催国 メキシコ

これまでのところ、ヨーロッパだけがWBSCワールドカップ予選を終えた。2月末の週末に行われた新設ヨーロッパ選手権ではフランスとリトアニアが出場権を獲得した。

新型コロナウィルスの感染拡大を受け、ベースボール5ワールドカップとユースワールドカップの予選はしばらく延期となったが、WBSCは加盟する大陸連盟や各国連盟と定期的なビデオ会議を通して今年度の終わりに大陸予選の実現に向け支援すると伝えている。

各チームの選手数は8名、チームは男女5名ずつで、フィールド上には男女共に最低2名は揃っていなければならない。WBSCユースベースボール5ワールドカップ2020への参加できるのは20002年1月1日から2005年12月31日までに生まれた選手てあること。

ベースボール5は、野球とソフトボールのアーバン型競技で、2022年セネガルのダカールで行われる次のユースオリンピックに追加種目となることが今年の1月に決まった。

WBSCのリッカルド・フラッカーリ会長はこの2月に「ベースボール5を2018年3月に公式に発表した時は、それからわずか20ヶ月後にここまで広く浸透するとは想像していませんでした。しかし、それ以来ベースボール5はWBSCがその能力を発揮して世界中に広めて爆発的に人気を伸ばしました。これで私たちはこれまで野球・ソフトボールを発展できなかった地域にもその競技技術や価値を広めることができるようになりました。」と語った。