カナダカップ組織委員会は第26回を迎える伝統的な国際女子ソフトボール大会「カナダカップ」の出場チームを発表した。出場８チームのうち５チームがワールドゲームズへの出場を控えている。
世界1位アメリカ、3位カナダ、4位メキシコ、6位チャイニーズタイペイ、8位オーストラリアが6月17日から26日までソフトボールの都市カナダのサレーで行われるカナダカップに出場し、ワールドゲームズへの調整を行う。ワールドゲームズは世界王座を決定する大会。ワールドゲームズには、ヨーロッパ強豪の世界10位オランダと11位チェコも出場する。
ソフトボール国際大会がソフトボール聖地であるブリティッシュコロンビア州サレーに再び戻ってくる。毎年開催のこのソフトボール大会は新型コロナウイルス感染拡大のためこの２年間中止されていた。ソフトボール都市であるサレーはこれまで多くの国際大会を招致しており、2016年WBSC世界女子ソフトボール選手権大会、2019年にはWBSCソフトボールアメリカ大陸予選も行われた。
「カナダカップの再開への反響は大変大きく、私たちも驚いております。最善を尽くして必ずや2022大会を成功させます」とカナダカップ組織員会のグレッグ・ティム委員長は言った。
ワールドゲームズ2022ソフトボール競技は7月9日から13日までアラバマ州バーミングハムで開催。WBSC女子ソフトボール世界ランクの上位８チームが金メダルを目指して戦う。２位日本、５位プエルトリコ、７位イタリア、アメリカ、カナダ、メキシコ、チャイニーズタイペイ、オーストラリアがフーバーメットスタジアムで行われる5日間の大会で行われる。
特別式典
大会開催中、組織委員会は東京2020で自国初のオリンピック銅メダルを獲得したカナダ代表チームを祝う式典を行う。オリンピックメダル祝典は6月24日（金）決勝戦で行われる。
また2008年北京オリンピック選手のメラニー・マシューズ氏のソフトボール殿堂入り祝典も6月23日に予定されている。カナダでもっとも功績あるソフトボール選手のマシューズは2019年に殿堂入りした。
