金曜日、僅差で敗れて銅メダル決定戦出場が決まったコロンビアだが、うまく気持ちを切り替え翌日見事に勝利を手にした。
指名打者Andres Angulの2本塁打など、世界15位コロンビアは11位キューバを相手に土曜日午後銅メダル決定戦で5対3勝利。この勝利でコロンビアはWBSCワールドカップ大会で初メダルを獲得した。
「コロンビアが最後に優勝したのは1947年以来のことです。当時は私の祖父が代表を務めていました」とJose Mosquera監督はコメントしている。
記録によると、その大会は現在の野球ワールドカップの前身で、当時はアマチュアワールドシリーズという名前だった。
4日ぶりの再対決となったキューバとコロンビアだが、1度目の対決ではコロンビアが5回11対0で圧勝した。しかし土曜日午後の試合では、1回四球で歩いた先頭Loidel ChapelliがYuddiel Gonzalezのセンターフライで生還し、キューバが先にリードした。
しかしその後キューバのリードは続かず、その後コロンビアの打線が爆発し、Anguloは1回2点本塁打、さらにを2回Brayan BuelvasとJuan Zabalaのシングル。走者一、三塁からRafael Romero四球、その後捕手の二塁への送球でBuelvasが盗塁成功して生還、さらに、Gustavo Camperoの犠牲フライで得点を追加し、4対1に逆転リードした。
キューバは3回表に四球で出塁したChapellがGeisel Cepedaのタイムリーで一点を返すが、その裏、先頭Anguloがその日2本目の本塁打を放ち、コロンビアはまたキューバを引き離した。
4回表、キューバは一塁手Ivan Prietoのソロ本塁打で返すことに成功したが、その後逆転チャンスを作ることができず、5回、6回ともランナーを残したまま得点につなげられなかった。
コロンビアのJhon Peluffo は対峙した残りの5打者を凡退させセーブ。
2019年に自国のモンテリアとバランキージャで開催した第2回U-23野球ワールドカップではスーパーラウンドに進出できず7位に終わったコロンビアにとって、今回の銅メダル獲得はさらなる甘い勝利となった。
Mosquera監督は最後に、「大変な名誉です。大会を通じた経験を糧に、我々はさらに成長していくでしょう」と述べた。